SAP、SAP S/4HANA®ベースの金融商品向け補助元帳ソリューションを提供開始

(本リリースは、1月8日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE: SAP)は新しいSAP S/4HANA® for financial products subledgerを発表しました。SAPは、45年以上にわたる金融分野での経験を活かし、銀行、保険、フィンテック企業を取り巻く規制および報告業務の複雑化に対応するためのソリューションを開発しました。

このソリューションは、業務(金融商品、保険契約)システムと財務システム間のデータ管理、会計フローの合理化、透明性と統制強化のためのセントラルシステムを提供します。これはSAPの業界トップクラスのインメモリー・コンピューティング・プラットフォームやSAP S/4HANA®を活用することで、柔軟性とスピードを実現しています。

会計規則や会計インターフェースは非常に冗長であり、また業務システムと財務システムの間でデータモデルが分断されているため、財務とリスク管理業務をITで管理するのはますます困難になっています。国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards: IFRS)第9号、第17号などの新しい規制により、コンプライアンスと整合性を維持することも困難になっています。新しい規制は保険会社の資産及び保険負債について会計上の評価に影響し、処理基準や報告基準も変更されることになります。

こうした課題を克服するため、新しい補助元帳ソリューションはマルチGAAP会計エンジン上で実行され、これにより支払、ビジネスイベント、将来キャッシュフローの見積りに関する計算と会計機能を強化しています。金融商品および保険契約に関するすべての会計規則を一元化することで、金融商品や保険契約システムの会計タスクや管理作業を軽減することができ、大幅なコストダウンや複数帳簿の調整管理が容易に可能になります。保険会社の場合、数理システムから提供される将来キャッシュフローの見積り作成を追加のコンポーネントがサポートします。

SAP SEのCFO兼取締役を務めるルカ・ムチッチ(Luka Mucic)は次のように述べています。「このソリューションは、マルチGAAPの非常に高度な評価と会計のコンセプトをサポートしています。SAP Fiori®ベースの組み込み分析によって、このソリューションはエンドユーザーにとって動的なツールになります。文書化のための手段という枠を超え、データ分析に基づいて財務運営を推進するための強力なプラットフォームとなるのです。今回の機能強化はSwiss Re社との共同イノベーションプロジェクトですでに達成したことを基盤としており、銀行や保険会社のお客様の間で導入が大幅に進むと見込んでいます」

以上

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