SAP、エクスペリエンスマネージメント(XM)によってアウトカムベースのインテリジェントエンタープライズ構築を先導


• SAP、10の新しいSAP® Qualtrics®サービスを発表
• AppleとSAP、機械学習と企業向けネイティブアプリの容易な統合を実現


(本リリースは、5月7日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は消費者と企業とのやりとりに革新を起こす新たな手法を発表しました。Qualtrics社の買収からわずか3カ月で、SAPはエクスペリエンスデータ(X-data)とオペレーショナルデータ(O-data)を組み合わせてビジネスの主要な4つのエクスペリエンス(顧客、従業員、製品、ブランド)を測定して改善する、10の新しいサービスをロールアウトしました。このシステムのロールアウトにより、エンタープライズソフトウェアに新しい標準が設定されます。

これらのサービスを組み合わせることで、組織は顧客、従業員、サプライヤー、パートナー、およびその他の関係者の考えや感情、意図に対して常に注意を傾けることができます。これらのサービスには、4つのカスタマーエクスペリエンス(CX)向けサービス3つの従業員エクスペリエンス向けサービス、3つの市場調査向けサービスが含まれます。CRMシステム、ERPシステム、HCMシステムなどの企業のアプリケーションに直接X-dataが組み込まれ、継続的なアクションと改善が促進されるようになります。

SAPのCEOビル・マクダーモット(Bill McDermott)は、30回目となるSAPPHIRE NOW®年次カンファレンスにおいて、次のように述べています。「すべての人々に自身のXとOを覚えていてもらいたいと考えています。エクスペリエンスマネージメントは、世界のベストランビジネスの新たなフロンティアなのです。お客様が成長とイノベーションを推進し、常に前向きでいられるように、SAPはこれまで以上に強い熱意を持って支援しています」

Qualtricsの共同創立者兼CEOであるライアン・スミス(Ryan Smith)氏は次のように述べています。「私たちは、組織が意図的に頂点を競い合ったり、無意識のうちに底辺を競い合ったりするエクスペリエンスエコノミーの時代に生きています。競争を制す会社とその他の会社の違いは、X-dataとO-dataを組み合わせることで、組織内で何が起こっているのか、その原因、さらにリアルタイムでどう対処すべきかを把握し、業績につなげられることを理解しているかどうかという点です」

これらの新しいSAP®サービスでは、組織はX-dataとO-dataを使用するエンド・ツー・エンドのXMプラットフォームを利用できます。これにより、組織は以下のことを行うことができます。

  • 顧客、従業員、またはその他の関係者からの、あらゆる有意義なタッチポイントにおけるX-dataを単一の企業規模のシステムに集中させます。こうすることで、組織は注意を傾けやすくなります。
  • X-dataをビジネスの運用とプロセスにつなげ、物事が発生する原因を把握し、隠れた傾向を見抜きます。その後、非生産的な作業を修正して、生産的な作業を促進するための推奨事項を自動的に提案します。
  • 顧客がより長期間とどまって、より多くを購入して友人と共有したり、従業員の生産力が向上して前向きな文化を構築し、彼らが自社のブランドを支持したりしてくれるようになる行動を実践します。

カスタマーエクスペリエンスについては、SAPはエクスペリエンスマネージメント機能をSAP® C/4HANAスイートに導入し、セールス、マーケティング、コマース、およびサービスのエクスペリエンスマネージメント向けの強力なクラウドソリューションを提供しています。これによって業界にエンド・ツー・エンドのカスタマー・エクスペリエンス・プラットフォームがもたらされ、組織は購買の意思決定や顧客ロイヤリティを高める知見に注意を傾け理解し実践に反映することができます。

従業員エクスペリエンスについては、SAPは従来のHRプラットフォームを実行力のある企業規模のシステムに変革する3つのエクスペリエンス・マネージメント・ソリューションをロールアウトしました。HRシステムに直接組み込まれるこれらのソリューションにより、従業員ライフサイクル全体で従業員からのエクスペリエンスデータが収集され、HRリーダーやマネージャーは優秀な人材を呼び込み、採用して保持するための知見に注意を傾け、理解し、実践に反映することができます。

 

SAPiOSMac®向けにアプリポートフォリオを拡大

SAPとAppleはSAPPHIRE NOWにて、Appleのオンデバイス機械学習テクノロジーであるCORE ML®が、初めてSAP® Cloud Platform SDK for iOSの一部として提供開始されることを発表しました。今月下旬に提供されるSAP Cloud Platform SDKの次期バージョンを利用すると、企業はSAP® Leonardoを基盤とするインテリジェントなカスタムiOSアプリを作成できるようになります。機械学習モデルが自動的にiPhone®およびiPad®にダウンロードされるため、アプリをオフラインで実行でき、以降SAP Cloud Platformに接続している間は動的に更新されます。

 

SAPはAppleとの提携を通じ、SAP® SuccessFactors®およびSAP® Concur®ソリューション向けの最も人気のあるモバイルアプリをSAP Asset Managerとともに再構築し、iOS上でネイティブに動作するようにしました。これらのアプリはiPhoneおよびiPadと完全に統合されているため、Appleが提供するセキュリティ、パフォーマンス、最新プラットフォームのイノベーションを最大限に引き出すことができます。SAPは、SAP® Ariba®ソリューションをはじめとする、より広範なアプリケーションポートフォリオにわたってネイティブiOSエクスペリエンスを拡大することを発表しました。

iOSでの取り組みの成功を受け、SAPは自社アプリをMacにまで拡大し、SAP iOSアプリと同様の性能と使いやすさを備えた新しいMacアプリを提供することを発表しました。新しいネイティブMacアプリは、デスクトップの世界に豊かなSAP iOSエクスペリエンスをもたらします。

SAPのCEOであるビル・マクダーモット(Bill McDermott)は次のように述べています。「Apple製品は企業の中で増加の一途をたどっています。iOSが備える抜群のセキュリティと使いやすさに加えて、革新的なビジネスアプリを構築するための優れたプラットフォームがiOSによって提供される点がSAPのお客様に好まれています。私たちは強固な連携を築いており、今回の発表はAppleとのイノベーションを継続するというSAPのコミットメントを示すものです」

 

AppleのCEOであるティム・クック(Tim Cook)氏は次のように述べています。「企業のお客様は、iOSを使用することで真のビジネス上のメリットを手にできます。SAPがiPhoneおよびiPadでこうしたエクスペリエンスをさらに拡張し、初めてMacでも実現することを嬉しく思っています。これは、SAPとのパートナーシップにとって重要なマイルストーンとなります。SAPと協力して、iPhone、iPad、Macといったビジネスに最適なデバイス上で、世界で最も信頼されているビジネスプロセスデータをお客様に提供できることは、私たちにとって何よりの喜びです」

AppleとSAPは、iOSアプリを使い始めるために支援が必要な企業に向けて、SAP Cloud Platform SDK for iOSを使用した実績のある開発者による、すぐにデプロイ可能で幅広い分野に対応した9つのアプリを提供しています。すぐに始めるには、こちらにアクセスしてください。

以上

SAPについて
SAPは「cloud company powered by SAP HANA」としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の 77% は何らかの SAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。
SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、43万7000の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。(www.sap.com)

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