企業は外部労働力をより適切に管理し 価値の最大化とリスク回避を図る必要あり SAP FieldglassおよびOxford Economicsによる共同調査レポート

(本リリースは、9月9日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

 SAP Fieldglass®とOxford Economicsが共同で実施した調査により、世界各国の多くの職場は、派遣、準委任、請負といった外部人材に大きく依存して仕事を遂行していることが明らかになりました。しかし、外部人材の適切な管理が行われていないために、企業は外部人材の価値を十分に引き出しておらず、セキュリティやコンプライアンスのリスクが生じています。このたび、調査レポート「Contingent Workforce Insights 2019: Expertise in Full Force(外部人材インサイト2019年:専門人材の最大活用)」が、カリフォルニア州サンディエゴのマンチェスター・グランド・ハイアット・サンディエゴで2019年9月に開催されたCWSサミット(北アメリカ)で発表されました。

21カ国24業種1050名の企業の上級役員を対象にしたこの調査によると、外部人材は、組織の俊敏性向上(回答者の63%)、市場化までの期間短縮(回答者の61%)など、企業のさまざまなビジネス目標を達成するための鍵となっています。また、62%が専門的な新しいITスキルやデジタルスキルのニーズに応えるには外部人材が重要または非常に重要であると答えており、彼らのスキルが不可欠であることが分かります。平均すると、総労働力支出の42%は外部人材であり、その半分以上は有期契約で専門スキルを提供するフリーランサー、派遣社員、業務委託等です。

Thomson Reuters(トムソン・ロイター)社の外部人材プログラムのグローバルリードを務めるウェンディ・ステンガーWendy Stenger)氏は次のように述べています。「外部人材は適切に管理しなければいけません。デジタル時代の競争を勝ちぬくには、彼らのスキルが必要不可欠だからです。SAP Fieldglassを使用することで、誰が勤務中なのか、どの社内システムにアクセスできるのか、仕事の質はどうか等をより明確に可視化し、把握できるようになります。これにより、ガバナンスや再雇用について確かな決定を下すことができます。そして最も重要なことですが、事業部門が業務を遂行するにあたり、より良いサービスを提供できるようになりました」

高度な専門スキルを持つ人材を求める企業と、より柔軟な選択肢を求める個人がますます増える状況において、仕事のやり方は本格的に変化しています。Allstate(オールステート)社のソーシングリードコンサルタント兼調達ソリューション担当のシンシア・ムーアCynthia Moore)氏は「人々は、自分の望む形で働きたいと考えており、必ずしも従来の正規雇用にはこだわっていません」と述べています。外部人材は、コーポレートスタッフやフィールドサービスなど、企業のあらゆる分野で働いています。また、業界の特殊スキルを持つ人材の多くは業務請負を選択しています。例えば、看護師、海底油田・ガス田の作業員、保険金請求処理業務担当者などです。

SAP Fieldglassのゼネラルマネージャーに新しく就任したアルン・スリニバサン(Arun Srinivasanは次のように述べています。「外部人材は、企業の中心で非常に重要な役割を果たしており、お客様に価値を提供するとともに、ビジネスを成功に導いています。今回の調査もこれを裏付けています。同時に、価値を最大化し、リスクを最小限に抑えるため、この大きな労働力をより適切に管理する必要があることも明らかになっています」

外部人材に対する懸念
外部人材は、企業を成功に導くための必須スキルを提供しており、あらゆる業界と地域でますます不可欠な存在になっています。にもかかわらず、彼らはほとんど管理されていません。例えば、調査で指摘しているように、外部人材の契約条件詳細を把握している役員は全体の47%しかいません。また外部労働力の仕事の質について詳しく理解している役員は全体の31%に過ぎません。このように、外部人材に対する情報が不十分であるため、役員が外部労働力を効果的に管理し、外部人材から提供される価値を自信を持って信頼することは困難になっています。

また価値の最大化以外に、不十分な管理が、セキュリティやコンプライアンスの問題といった懸念も生んでいます。例えば、役員の47%が、外部人材のデジタルセキュリティ侵害が時々、頻繁に、またはほぼすべての雇用で起きると報告しています。コンプライアンスの問題については40%の役員が同様に報告しており、また36%の役員が外部人材の不適切な配置を報告しています。

新しい管理戦略が必要
SAP Fieldglassの調査レポートには、外部人材の管理を改善するために、企業が実施するべき4つの主要なアクションが示されています。このアクションを通じて、企業は大切なリソースの価値を最大化しビジネスの成果を向上させ、リスクを軽減することができます。

多くの企業が、外部人材の管理を強化する必要があると認識しています。Thomson Reuters社のウェンディ・ステンガー氏は、同社の外部人材に対する管理戦略について、SAP Fieldglassのシニアコンサルタントであるブライアン・チチレッロ(Brian Cicirello)と一緒にCWSでセッションを開催しました。このセッションでは姉妹レポート「Services Procurement Insights 2019: The Big Reveal(サービス調達インサイト2019年:重大な発見)」の主要な調査結果について取り上げています。このレポートは、外部人材の残り半分であるサービス提供者について焦点を当てています。

調査について
仕事を遂行する上で外部人材が果たす役割、その管理方法、業績への影響について把握するため、21カ国、24の業界の1,000人以上の上級役員を対象に調査を実施しました。臨時・派遣労働力の管理を改善するために企業が実施するべき4つの主要なアクションについては、https://www.sapjp.com/registration/?id=335&ref=LP から調査レポートをダウンロードしてご覧ください。

以上

 

SAP AribaSAP Fieldglassについて
SAP AribaとSAP Fieldglassは、世界最大のB2Bクラウドプラットフォームを提供し、企業間をつなぎ企業取引をスムーズに効率化します。SAP AribaとSAP Fieldglassは、ソーシングから支払まで支出に関するあらゆるカテゴリー、つまり直接材、間接材、サービス調達、その他外部労働力を含むすべてのカテゴリーの調達プロセスを管理します。Ariba Network上には現在190カ国420万社のバイヤー・サプライヤーが参加しており、新規ビジネス、協業や取引を通じて相互に深い関係を構築しています。毎年2.9兆USドル規模が取引されています。SAP Fieldglassは非給与労働者やサービスプロバイダーといった柔軟な労働力を調達する管理アプリケーションで、現在180カ国以上で利用されています。SAP AribaとSAP Fieldglassは、企業の支出管理プロセスを変革し、業務効率およびコンプライアンス遵守向上とともに、お客様がより機敏性と迅速性に富んでビジネスを遂行する後押をしています。
詳細はhttps://www.ariba.com/ja-jp およびwww.fieldglass.comをご参照下さい。

 

SAPについて
SAPは「cloud company powered by SAP HANA」としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の 77% は何らかの SAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。
SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、43万7000の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。(www.sap.com)

Copyright c 2019 SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved.

SAPSAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。