2019年8月締結の大分県とSAPとのIT人材育成分野における
相互協力協定のもとで実施する第一弾の取組み
国立大学法人大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)(センター長:小林 祐司)および大分県(知事:広瀬 勝貞)は、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下 SAPジャパン)、レゴ社(本社:デンマーク)の教育部門であるレゴ エデュケーション(日本オフィス:東京都港区)、および株式会社ザイナス(本社:大分県大分市、代表取締役社長:江藤 稔明)による支援のもと、2019年11月10日に、大分県内の小学生を対象に小学校向けプログラミング教材のレゴ®WeDo 2.0を使ったプログラミングおよび防災に関する教育イベント「災害に負けない街を一緒に創ろう」を大分市内で実施します。
本イベントは、「防災・減災のための情報活用プラットフォーム(略 称:EDISON)(*1)」の一環で進める防災教育プログラムとして開催し、災害対策の高度化および防災意識向上を目指すものです。また2019年8月27日に、大分県、SAPジャパン、およびSAP本社直轄のSAP内企業大学であるSAP Academy間で締結された相互協力協定のもと実施する第一弾のプログラムになります。本協定により、大分県とSAPジャパンは、共同で「災害対策の強化」と「IT人材育成」を軸とした大分県における地方創生を加速するため、基礎教育や次世代リーダー育成などのIT人材育成に取り組んでいます。
11月10日に開催される「災害に負けない街を一緒に創ろう」は、小学3年生から6年生を対象にしたプログラミングおよび防災に関する教育イベントです。2020年度より小学校で必修科目となるプログラミング教育と、今後ますます重要になってくる防災教育を組み合わせた内容となります。具体的には、最初に災害について学び、発災時の情報伝達手法をレゴ® ブロックで組み立て、プログラミングにより実際に動かし、災害対策の仕組みを体感します。今回のイベントはトライアルとして実施し、来年度以降、県内小学生などを対象にした定期的なイベントとしての開催をめざします。本教育イベントの開催概要は、以下の通りです。
イベント名:「災害に負けない街を一緒に創ろう」
日時:2019年11月10日(日) 10:00-15:30
会場:大分銀行 宗麟館5F(大分県大分市東大道1-9-1)
対象:第一部(10:00-12:00、9:30開場)小学校3、4年生
第二部(13:30-15:30、13:00開場)小学校5、6年生
主催:国立大学法人大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)
共催:大分県、SAPジャパン株式会社
協賛:株式会社ザイナス、レゴ エデュケーション
お問い合わせ:国立大学法人大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)
TEL: 097-554-7333、Email: cerd-edu@oita-u.ac.jp
以上
*1 「防災・減災のための情報活用プラットフォーム(略称:EDISON = Earth Disaster Intelligent System & Operational Network Powered by SAP HANA® & SAP Leonardo®)」:防災・減災のためのインテリジェント プラットフォーム、オペレーションセンター、教育プログラムの総称。
国立大学法人大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター(CERD)について
2018年1月に大分大学に設置されたCERDは、大分県における防災・減災の実現を目指して災害調査・情報共有・防災教育・復興デザインの取組を進めています。災害時調査においては、国・自治体・報道機関等との平時からの連携を進め、防災教育については学校現場の支援をはじめとし、地域からのリクエストに応えうるように活動の充実を図っています。更に復興デザインについては、被災を想定して事前に復興のビジョンを共有することや地域課題への取組を平時から進めることを目指しています。
CERDでは、多様な組織や人々と連携を図る「おおいた減災コミュニティ」なる概念を提唱し、すべての人が責任を持って災害・防災・減災に向き合いながら、次世代の子供達や若者達によりよい地域社会を継承する取組を進めています。
レゴエデュケーションについて
レゴ エデュケーションは、世界85カ国以上の教育機関(学校およびアフタースクール)向けにレゴ®ブロックと、ハードウェア、ソフトウェアをベースに、遊びながら学ぶ実体験型のSTEAM学習とカリキュラムを提供しています。レゴ エデュケーションは、誰もが馴染みのあるレゴブロックと最新のデジタル・ソリューションを組み合わせた教材の提供により、子どもたちが積極的に授業に参加し、コラボレーションしながら問題解決に取り組む力を培う環境作りを支援しています。
株式会社ザイナスについて
ザイナスは2000年5月に大分県を中心としたソフトウェア・システムの受託開発及び運用・保守サービスの提供を目的に創業いたしました。常にお客様目線であり続け、最適なITソリューションをお客様と一緒に構築してくことを第一としています。現在は、サスティナブルなシステム構築の実用化、IoT・AI・ドローンを活用したサービスの提供等に注力しており、ITを活用した労働生産性の向上や、働き方改革を支援します。
2017年12月には経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定されました。
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPは「cloud company powered by SAP HANA」としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の 77% は何らかの SAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。
SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、43万7000の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。(www.sap.com/japan)
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