SAPとVerizon社、次世代のIoTアナリティクスソリューションを共同開発

(本リリースは、10月23日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)とVerizon(ベライゾン)社(NYSE:VZ)は、データが生成された場所(組立ラインや商品棚など)でデータを処理できるアプリケーションを実現することで企業の時間節約と生産性向上を支援するためにコラボレーションを行うことを発表しました。

両社は、Verizon社のネットワークおよびプラットフォーム機能と、SAPのソフトウェアとサービスに統合、特にSAP Leonardo® Internet of Things(IoT)ソリューションのSAP® Edge Services、そしてアナリティクス、コンピューティング、データ管理の機能を組み合わせてを使用するエンタープライズソリューションを開発するために協業します。

この新たなパートナーシップにより、SAPのお客様は5G、ソフトウェア定義ネットワーク、Intelligent Edge Network機能など、Verizon社の最新テクノロジーを活用してデジタル変革を加速させ、インテリジェントエンタープライズのパワーを引き出すことができます。

SAPVerizon社だからできるビジネスモデルと収益化戦略の実現

SAP North Americaの最高カスタマーイノベーション責任者を務めるエリック・スタイン(Eric Stine)は次のように述べています。「SAPとVerizon社は、グローバルデータセンターを介し、次世代のクラウド機能をネットワークのエッジに提供していきます。データ量が急増し、5Gなどの新しいワイヤレステクノロジーが登場して、IoTとエンタープライズコンピューティングの普及が進む中、SAPとVerizon社は独自に新しい大規模なデータアナリティクス、データ管理、データサービスを提供することで、世界中の優れた企業が卓越したカスタマーエクスペリエンスを創出し、新しいビジネスモデルと収益化戦略を実現できるよう支援します」

Verizon Business Groupのプレジデントを務めるジョージ・フィッシャー(George Fischer)氏は次のように述べています。「VerizonのThingSpaceプラットフォームをSAP® Cloudポートフォリオに統合することで、即時性の高いエンド・ツー・エンドのオペレーショナルアナリティクスをエッジ側で安全かつ俊敏に提供しながら、IoT管理のコストを削減できます。この統合ソリューションの強みは、大規模なIoTだけではありません。Verizonのネットワークを活用して、コンピュータービジョン、拡張現実、ブロックチェーン、機械学習も実現します。つまり、お客様が資産ライフサイクル、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンス、人材、プラント運用といった重要な領域の管理を強化するために必要なすべての機能が揃っているのです」

企業のデジタル変革を加速

SAPとVerizon社は、企業や開発者によるデジタル変革の加速を支援する上で、SAP Edge ServicesとVerizonの5Gネットワークの統合がリアルタイムのビジネス成果をもたらす点を強調しています。Mobile World Congress AmericasのVerizon社のブースでは、この共同ソリューションによるエッジコンピューティングの活用方法に関するデモが行われました。このデモでは、サプライチェーン全体を可視化するとともに、倉庫や工場内の資産の状況を表示して、重要なビジネスプロセスをローカルで実行しました。

場所、温度、湿度、振動などの環境条件は、Verizon社のThingSpace対応のCAS(Critical Asset Sensor)とSAP Edge Servicesによってエッジで処理および分析され、リアルタイムのインサイトが生成されます。このソリューションとSAP Leonardo IoTにより、アウトバウンドロジスティクスのビジネスプロセスで、マスターデータ、ジオロケーション、そして条件ベースの監視によってコンテキスト化された統合時系列分析が実現します。生成されたインサイトにより、2つの成果が得られます。まず、SAP® Field Service Managementソリューションで自動サービスコールが生成され、故障中の資産の修理に関する推奨事項が適切な技術者に提供されます。そして、SAP® Global Track and Traceソリューションでは倉庫から最終顧客までの商品のフルフィルメントが実現し、ビジネスプロセスが大幅に合理化されます。また、Verizon社のThingSpaceプラットフォームでは、コネクティビティの構築および導入のためのツール、CASやその他多くの企業向け認定IoTデバイスのデータキャプチャ管理に使用するツールが開発者に提供されます。

SAPとVerizon社のパートナーシップは、数年にわたって築き上げてきた強固な基盤の上に成り立っています。全社的な改革が進むVerizon社は、デジタル変革を通じてあらゆる規模の企業の顧客サービス改善を支援する高い能力を備えています。Verizon社の目標はシンプル化と統合であり、部門や地域の枠を超えて9つ以上のERPシステムを統合することを目指しています。Verizon社は、基盤となるプラットフォームとしてSAP S/4HANA® FinanceソリューションとSAP S/4HANA® for central finance foundationを選択し、さらにSAP® Cloud Platform、SAP® Digital Boardroom、SAP HANA® Enterprise Cloudも導入しました。

SAPVerizon社のグローバルネットワークを選択

SAPは、次世代のグローバルネットワークを構築するためのパートナーとしてVerizon社を選びました。これにより、SAPのグローバル・ネットワーク・インフラストラクチャーが統合および合理化され、よりスムーズで費用効果の高いネットワーク管理、社内のコネクティビティとコラボレーションの改善、顧客対応アプリケーションをサポートする安全性と安定性に優れたプラットフォーム、そして世界中の従業員とお客様のエクスペリエンスの改善が実現します。SAPがVerizon社を選んだ要因として、同社の世界的な事業展開、拡張性、安全性、処理能力に優れたグローバルネットワーク機能、技術的な専門知識が挙げられます。

以上

 

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