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SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、産業機械メーカーの株式会社荏原製作所(本社:東京都大田区、代表執行役社長:浅見 正男、以下 荏原製作所)が、グローバル一体経営への変革を実現するためのIT基盤構築をめざし、SAPの次世代ERPスイートの最新版「SAP S/4HANA®」(エスエーピー・エスフォーハナ)、人事クラウドの「SAP® SuccessFactors®(エスエーピー・サクセスファクターズ)」、調達・購買クラウドの「SAP® Ariba®(エスエーピー・アリバ)」、出張・経費管理クラウドの「SAP® Concur®(エスエーピー・コンカー)」を採用したことを発表しました。

荏原製作所は、1912年にポンプメーカーとして創業して以来、時代ごとに社会のニーズを捉えた製品を開発、製造、販売することで事業を拡大し、社会インフラや産業インフラを支える事業を通じて社会に貢献してきました。事業の発展にともない、当社がカバーする領域と地域も、製品のみならずサービス&サポートも強化し、またグローバルに生産・販売体制を拡大してきました。

荏原製作所は、2020年に発表した長期ビジョン「E-Vision2030」および中期経営計画「E-Plan2020」において、グローバル一体経営への変革の実現をめざしています。そのために、「グローバル経営情報の“見える化”」「グループ全体のグローバルでの業務の標準化」「柔軟性・汎用性・拡張性のある情報システムアーキテクチャの構築」を掲げて、業務の標準化と経営基盤の構築を進めています。

このたび、そのIT基盤構築にむけて、従来のシステムからSAP S/4HANAへの移行を決定しました。システムの選定においては、早期にグローバル展開を進めるにあたって、グローバルでの数多くの企業のベストプラクティスに基づいた豊富な実績がある点を重視しました。荏原製作所では、2020年2月からSAP S/4HANAの導入プロジェクトを進行中ですが、2020年6月には、タレントマネジメントシステムとして、2019年から国内で利用していたSAP SuccessFactorsのグローバルでの採用も決定しました。さらに、2020年9月には、間接材を中心とした購買の最適化にむけたSAP Aribaの採用を決定、2021年5月からはConcur® Travel & ExpenseをはじめとするSAP Concurも導入予定です。

荏原製作所では、これらのSAPソリューションを連携して活用することで、デジタルトランスフォーメーション(DX)への積極的な取組みを進め、グループおよびグローバルでの経営管理の最適化、IoTを活用した製造工程の変革の実現などをめざします。

以上

 

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを経由しており、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中できる企業のあり方である「インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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