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(本リリースは、10月27日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)と米国クアルトリクス(Nasdaq:XM)は、Concur® Experience Optimizerの提供を開始しました。この新しいソリューションにより、企業は従業員エクスペリエンスを改善し、出張および経費管理プログラムを新しい働き方に応じて自信を持って調整することができます。


業界初のソリューションが、従業員センチメントデータを使用した

出張および経費管理プログラムの再設計をサポート


Concur Experience Optimizerは、従業員エクスペリエンス管理製品として市場をリードするQualtrics EmployeeXMのリスニングおよび分析機能と、Concur® TravelおよびConcur® Expenseのオペレーショナルインテリジェンスデータを組み合わせることで、ハイブリッドワークプレイスに応じた出張プログラムの設計、支出監理プロセスの改善、従業員定着率の向上を支援します。

エクスペリエンスマネジメント(XM)分野を創設した業界リーダーであるクアルトリクスとSAP® Concur®の最新調査によると、多くの従業員はパンデミック前と同様の頻度で出張を行う準備ができており、10人中7人(70%)がそれに期待しています。また、54%の出張者が自らの役割において現在でも出張が非常に重要であると回答し、5人中4人(84%)が来年には積極的に出張したいと回答しました。

しかし、従業員の期待が目に見えて変化しているため、出張がパンデミック以前の状態に戻る可能性は低いと考えられます。世界を旅する出張者は、健康と安全を確保するため、直行便や特別座席の選択などの新たな権利を会社に対して望んでいることが調査で明らかになりました。出張とともに、従業員の支出行動にも変化が見られ、出張以外の購入活動を従業員が直接開始するケースが増えているため、リモート、ハイブリッド、出勤の各業務形態に応じた新たな経費カテゴリーが必要とされています。

SAP Concurソリューション領域のリーダーを務めるマイク・ケッティング(Mike Koetting)は次のように述べています。「人材は企業の最も重要な資産であり、従業員を保持することの重要性がこれまで以上に高まっていることは明らかです。企業の出張および経費管理プログラムは、従業員エクスペリエンスに直接影響する可能性があります。Concur Experience Optimizerは、企業が従業員の行動の裏にある背景を把握し、従業員センチメントとビジネスの目標の両方に即した調整を行えるよう支援します」

クアルトリクスの最高製品責任者を務めるジェイ・チョイ(Jay Choi)氏は次のように述べています。「弊社の調査によると、出張を求める声はパンデミック前のレベルに戻っていますが、従業員エクスペリエンスの改善はこれまで以上に微妙で複雑な課題となっています。パンデミック後の新たな世界において、企業は従業員が出張に対してどう感じているのかを理解し、そのエクスペリエンスデータを利用して、健康と安全に対するニーズの変化に応えていくことが非常に重要です」

Concur Experience Optimizerは、クアルトリクスおよびSAP Concurソリューションのテクノロジーと、SAP Concurエクスペリエンス管理コンサルタントによるエキスパートサービスを活用して、企業が従業員からのフィードバックを傾聴および分析し、それに対処することで、継続的なフィードバックループを構築し、長期的に行われる調整の効果を把握できるよう支援します。企業は、科学的基礎に基づくフィードバックテンプレートを使用して従業員センチメントを容易に把握し、オペレーションデータのメトリクスに対するセンチメントの影響を示すシンプルで直感的なダッシュボードによって結果を表示することができます。こうして得られたインサイトは、出張および経費管理に関する従業員エクスペリエンス、コンプライアンス、および予算の予測可能性を改善するための焦点を絞ったアクションプランに変換することができます。

Concur Experience Optimizerを利用することで、企業は購買行動、サプライヤーオプション、ワークフローを含むプログラム全体をレベルアップさせ、以下を実現することができます。

  • 従業員エクスペリエンスの改善:従業員のセンチメント、安全、健康、生産性、離職リスクに対するポリシーの影響をより正確に把握することができます。
  • 効果的な支出監理:従業員の購買決定と組織の支出パターンに影響する重要な要因を把握し、コスト削減の機会を早期に検出して、ポリシーとプロセスのギャップを解消します。
  • リスクの低減と不適切な支出の削減:プログラムのリスクを特定し、不適切な支出や不正が疑われる支出につながるプロセスを調整します。
  • 成長に向けたプログラムの最適化:ビジネス上の重大な問題に対する可視性を向上させることで、出張、経費、コンプライアンス、および支出の管理プログラムを自信を持って調整し、ビジネスの健全な成長につなげます。
  • サステナビリティの推進:組織のサステナビリティ目標に即した改善を行い、組織のブランド力を高め、二酸化炭素排出量を削減します。

IDC社でリサーチディレクターを務めるケヴィン・パーメンター(Kevin Permenter)氏は次のように述べています。「財務責任者や出張マネージャーは、SAP Concurとクアルトリクスの力が結集されたConcur Experience Optimizerを利用することで、従業員エクスペリエンスの改善を積極的に主導することができます。このソリューションは、従業員センチメントに基づく支出管理により、企業が支出の問題に先んじて対応できるよう支援することができます」

詳しくは、Concur.com/experience-optimizerをご覧ください。

以上

 

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