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村田製作所、グローバル経理財務システムを、SAPのクラウドオファリング「RISE with SAP」に移行

プレスリリース

SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、株式会社村田製作所(本社:京都府長岡京市、代表取締役社長:中島 規巨、以下 村田製作所)が、「グローバル経理財務システム」基盤をSAPの次世代クラウドERPである「SAP S/4HANA® Cloud」(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP(ライズ・ウィズ・エスエーピー)」に移行し稼働開始したと発表しました。

村田製作所は、セラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。製品の9割以上が海外で販売されるなど、グローバルであらゆる地域のお客様に技術、製品、サービスを提供しています。さらなる飛躍のために、M&Aをした会社の統合も含めて、経営基盤の強化を進めており、経理財務システムにおいても、グローバルで標準化されたシステムの構築を進めてきました。2018年には、「グローバル経理財務システム」の基盤として採用したERPのSAP S/4HANA®を日本において稼働開始し、その後欧州、米州、アジアへとグローバル展開を進め、海外18法人で活用しています。

しかし、ビジネスが急成長する同社において、変化の激しい環境に対応し、最新のデジタル技術やイノベーションを迅速に適用するには、システムのクラウド化が急務でした。そこで同社は、2021年11月、SAP S/4HANA Cloudを中核とするRISE with SAPクラウドオファリングへの移行を決定しました。RISE with SAPを利用することで、年1回のテクニカルバージョンアップ費用が不要となり、より最新のテクノロジーを享受しやすくなりました。また、柔軟なライセンス契約形態への変更ができるため、業務形態に合わせてユーザーライセンスを最適化することができ、TCO(総所有コスト)の削減にも貢献できます。

「RISE with SAP」は、SAP S/4HANA環境をワンストップでご提供し、フレキシブルに環境の変化に対応できるインテリジェントなシステムを実現します。SAP S/4HANAのフルバリューを、コスト・複雑さ・リスクを最小化しながら享受できるようになります。

以上

 

 

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )