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SAPソリューションの導入で豊富な実績のあるアクセンチュアが、全体計画の策定からシステム構築および導入後の運用を支援~

 SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、協和キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:宮本 昌志、以下 協和キリン)が、グローバル人事システム基盤(HRIS)としてSAPのクラウド人事ソリューションであるSAP® SuccessFactors®(エスエーピー・サクセスファクターズ)を導入し稼働開始したことを発表しました。なお、従業員体験の最適化に向けて、プロジェクト全体計画の策定、グローバルでの業務の標準化を通じたシステム構築および導入後の運用については、アクセンチュア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:江川 昌史、以下アクセンチュア)の支援のもと推進しました。

協和キリンは、2030年に向け「日本発のグローバル・スペシャリティファーマとして病気と向き合う人々に笑顔をもたらすLife-changingな価値の継続的な創出を目指す」をビジョンに掲げ、高度な技術とユニークな視点で独自の研究を進め、高品質の製品を開発・提供しています。

昨今は、医療費削減に向けた政策・規制の強化、患者起点のヘルスケアシステムの進展など、製薬企業を取り巻く環境が大きく変化しており、この傾向は今後益々激しくなることも想定されています。同社では、多様化する医療ニーズの中で持続的なグローバルで成長を遂げるための人事システム基盤(HRIS)として、SAP SuccessFactorsを導入し、「Life-changingな価値を実現する」人材・基盤の強化、どのような変化が起きたときにも柔軟に対応出来る組織作りを推進しています。

同社では、2019年に日本、北米、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)、アジア/オセアニアの4つの「地域(リージョン)」軸と、 研究開発、薬事、品質保証などの「機能(ファンクション)」軸を組み合わせたマトリックスマネジメント体制(One Kyowa Kirin体制)を構築。これまで各リージョンやファンクションに点在していた人材情報を同システムへ集約することで、各従業員が有するスキルや経験が可視化され、グローバルでの適材適所、後継者育成、業績評価の実現が可能となりました。今後、同システムへ日本も含めた人材情報の統合を進めると共に、収集・連携したデータを分析し活用することで、イノベーションへの情熱と多様な個性が輝く組織づくりを進めていきます。

アクセンチュアは、協和キリンが目指すマトリックスマネジメント体制の確立に向け、グローバル規模での多数の人事業務改革プロジェクトを通じて培った知見を活用し、グローバルプロジェクト全体計画の策定とシステム構築の推進、ユーザートレーニングを通じた業務プロセスの定着に向けた活動を支援しました。また、SAP製品のテクノロジー実装を迅速かつ簡素化するために、インテリジェントなツールや共用テンプレートなどが集約されたデジタル統合プラットフォームである「Accenture myConcerto」を活用することで、7カ月という短期間での稼働を実現しました。

以上

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan