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SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)と、日本発のフードテックベンチャーであるネクストミーツ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐々木英之、以下「ネクストミーツ」) は、ネクストミーツが国内外の事業拡大におけるデジタルおよびサステナブル基盤として、SaaSで提供されるSAP S/4HANA® Cloudを採用したことを発表します。

日本発のフードテックベンチャーであるネクストミーツは「地球を終わらせない。」を理念として掲げ、子どもたちの明るい未来のためにフードテックの分野から気候変動問題の解決に取り組んでいます。

近年、地球温暖化の影響により、豪雨や大型台風などの自然災害が増えており、その原因となる温室効果ガスの約15%*が、畜産によるものと言われています。一方、世界的な人口増加によって食糧問題が拡大しており、新たなテクノロジーによる食材開発のニーズが高まっています。同社は、喫緊の課題に対応すべく、今後、事業のグローバル展開を視野に入れ、世界の持続的な発展に貢献します。
*出典:国連食糧農業機関(FAO):GHG emissions by livestock 

食糧問題解決を実現し、国内外で事業が急成長するネクストミーツにおいて、財務・非財務情報(サステナビリティ指標)の可視化、ガバナンス強化、リスク管理などに対応したグローバルスタンダートのデジタル基盤を迅速に低コストで導入することは急務でした。

そこで同社は、SaaSで提供されるSAP S/4HANA Cloudの採用を決定しました。SAP S/4HANA Cloudを利用することで、多言語・多通貨に対応し、各国の会計基準に準拠した、経営とサステナビリティの基盤をFit to Standardアプローチにより短期間で導入しました。また、四半期ごとに行われる機能アップデートにより、最新テクノロジーの維持を容易にすることで、同社のITコスト削減を見込みます。

今後ネクストミーツは、財務と非財務の情報を同じデジタル基盤で管理し可視化することで、ビジネスの成功を追求するだけではなく、社会課題の解決も含めた両輪の経営を推進していきます。

以上

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェント・エンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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ネクストミーツについて

「地球を終わらせない。」を理念として掲げ、地球温暖化と食料危機に立ち向かうべく、2020年6月に設立。代替肉の研究開発を行い、創業7ヶ月でアメリカ上場を達成し、圧倒的なスピード感で国内外に事業を展開しています。代表商品である植物性焼肉をはじめ、⽜丼、チキン、バーガーをラインナップ、さらにツナタイプやミルク等も展開中。イオンやイトーヨーカドー、ライフ、マルエツなどのスーパーで取り扱われており、外食では焼肉ライクやパレスホテルで提供されています。
また日本だけでなくアメリカ、シンガポール、香港など海外展開を進め、商品は随時バージョンアップ。有名シェフとのコラボで代替肉ならではのレシピを開発するなど、止まることのない進化をつづけ、より良い地球環境を次世代へつなぐため、食に新たな選択肢を提案し、世界に挑みます。