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(本リリースは、12月1日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE: SAP)は本日、デジタルトランスフォーメーションを推進するフィリップス66社が、業界をリードするソリューションを導入するためにSAP®を選択したことを発表しました。同社の目標には、最大収益につながる意思決定、コモディティリスクの軽減、資本管理、および炭化水素バリューチェーンを高い精度で可視化することが含まれていました。

フィリップス66社は、クラウド展開できるソリューションを活用して、これらの課題に対応し、さらに原油価格の変動という好機を活かすためにSAPを選択しました。また、石油精製製品に対する需要の大きな高まりに対応することも、もう1つの課題となっています。

SAP SEのIndustries and Customer Advisory担当プレジデントであるピーター・マイヤー (Peter Maier)は、次のように述べています。「この非常に不安定な市場において、炭化水素サプライチェーンの透明性、回復力、俊敏性を高めるためには、統合された高度なデジタルシステムとプロセスが必要です。SAPとフィリップス66のコラボレーションは、バリューチェーンをリアルタイムに可視化することで、持続可能なエネルギー移行に向けたビジネス変革とエネルギー変革を発動し、加速させることができます」

このプロジェクトには、新しいビジネスオペレーティングモデルによる炭化水素バリューチェーンの最適化、資本プロジェクトの実行、ビジネス主導のアナリティクス、統合ロジスティクス、デジタルオペレーション&メンテナンス、およびアプリケーションの合理化を網羅する新しいデジタルプロセスが含まれていました。より持続可能な事業運営への転換は、企業がデジタルトランスフォーメーションを通じて実現できるメリットの1つです。

フィリップス66社のエマージングエネルギーおよびサステナビリティ担当エグゼクティブバイスプレジデントであるジャンナ・ゴロドリガ(Zhanna Golodryga)氏は、次のように述べています。「フィリップス66の目標は、炭化水素事業から洞察を得て、できるだけ高い価値を引き出すことです。私たちはどの事業および部門においても、オペレーショナルエクセレンスを維持するだけでなく、高めたいと考えています」。ゴロドリガ氏は以前、同社でデジタルトランスフォーメーションを主導するポジションにありました。

この新システムは、北米および世界中の拠点にいるフィリップス66社の13,000人の従業員ほとんどに影響を与えるものになります。

以上

 

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