SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)は、日本総合住生活株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊藤 治、以下 日本総合住生活)がSAP S/4HANA® Cloud(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)を中核としたクラウドオファリングであるRISE with SAP(ライズ・ウィズ・エスエーピー)を採用したと発表しました。本プロジェクトは、アビームコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田 貴博、以下 アビームコンサルティング)が支援します。

日本総合住生活は、集合住宅の管理のパイオニアとして、60年以上の歴史があります。同社は、UR賃貸住宅や分譲マンションなどの集合住宅の管理を手がけており、お客様が安全・安心・快適な住生活を送ることができるように、ハードとソフトの両面から各種のサービスを提供しています。

同社はSAP® ERPの今後のサポート終了を見据え、基幹システム刷新プロジェクトを立ち上げ、次期基幹システムの構築に取り組んでいます。お客様の住環境・住生活を守るという事業特性から、基幹システムには事業停止や現場業務に混乱が起きないこと、現在と同等の業務品質が維持できること、セキュリティやガバナンスが担保されていること、将来にわたって安定したシステム利用ができることが求められました。比較検討の結果、RISE with SAPは移行方式が確立されており安全な移行が可能であること、日本国内に多数の導入事例があり、高いソリューション品質が評価されていること、加えて将来AIを活用した業務効率化も期待できることから次期基幹システムとしてRISE with SAPを採用しました。

本ソリューションの採用により、同社はデジタル技術やAIを活用した業務プロセスの効率化を進めるとともに、クラウド環境を活用することで、事業環境の変化に迅速に対応できる柔軟な運用体制を整備し、中長期的な運用コストの最適化を目指しています。さらに、業務のデジタル化を通じて、従業員がより価値の高い業務に集中できる環境を実現し、企業全体の持続可能な成長を支える基盤を築くことが期待されています。

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SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。https://www.sap.com/japan/index.html