SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)と株式会社フォーカスシステムズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 啓一、以下フォーカスシステムズ)は、株式会社アークエッジ・スペース(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:福代 孝良、以下アークエッジ・スペース)が、SaaS型ERPの「SAP S/4HANA® Cloud Public Edition(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド・パブリック・エディション)」を採用したと発表しました。システムの構築はフォーカスシステムズが担当し、2025年4月より導入プロジェクトを開始しています。

アークエッジ・スペースは、世界最先端の技術を駆使して、地球低軌道から深宇宙探査、月面インフラストラクチャーの構築まで、幅広いミッションに対応する超小型衛星を開発しています。国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)とも連携して革新的な技術開発を進めており、日本の宇宙産業のみならず、産業全体の成長と技術革新を牽引するリーディングカンパニーとして、大きな期待を寄せられています。

一方で、同社の事業を支える基幹システムには、部門ごとの個別のシステムやスプレッドシートが点在しており、今後のさらなる事業拡大に向けて、監査対応の強化、業務の効率化、衛星開発プロジェクトにおける正確な収支把握が急務となっていました。これらの課題を解決すべく、経営基盤としての基幹システム強化を検討開始し、それから約3カ月でSaaS型ERPSAP S/4 HANA Cloud Public Editionの採用を決定しました。

SAP S/4 HANA Cloud Public Editionの採用理由について、アークエッジ・スペース 代表取締役CEOの福代 孝良氏は次のように述べています。「当社の規模でSAPのERPを採用できるとは考えていませんでした。採用においては、SAP S/4HANA Cloudが当社のような急成長中のスタートアップ企業でも導入しやすいコストでありながら、基幹システムのグローバルスタンダードとしての信頼性を備えている点が大きな決め手となりました。豊富な導入実績を持つフォーカスシステムズの存在も大きく、Fit to Standardによる業務の標準化とソフトウェアを武器とする攻めの経営の実現、また将来的にはAIの活用にも期待しています」

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SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。http://www.sap.com/japan

フォーカスシステムズについて
株式会社フォーカスシステムズは、1977年に設立され、公共・通信ほか、社会性の⾼い分野におけるシステム開発・運⽤に携わるだけでなく、IoT、クラウドやAI等、時代の流れを⾒据えたビジネス展開も積極的に推進しています。20年以上前から、様々なお客さまのERPシステム導入に携わっており、より幅広いお客さまへの導入を戦略的に進めるため、2020年12月にSAP販売パートナーとして本格参入しました。2021年12月には「SAP S/4HANA® Cloud」の販売実績が評価されゴールドパートナーに昇格し、2023年にはSAP『Public Cloud』アワードを受賞する等、順調に事業を拡げています。当社は、様々な業種・業態のお客さまにDX成功の鍵となる製品導入前の“業務プロセスの改善”も支援しています。
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