(本リリースは、10月23日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)
SAP SE(NYSE:SAP)は本日、世界有数の食品飲料企業であるNestlé社が、SAP® S/4HANA Cloud Private Editionへの初回メジャーアップグレードを完了したことを発表しました。このアップグレードは112カ国にわたり実施され、今後ヨーロッパやアメリカのその他の地域にも拡大される予定です。
3 回のアップグレードのうちの初回となる今回のアップグレードは、5 万人を超える従業員が関わるものでしたが、20 時間未満で完了しました。このSAP S/4HANA Cloud Private Edition への移行は、ダウンタイムを最小限に抑えた、標準化されたテクノロジーランドスケープによってサポートされ、急速に変化する日用消費財 (FMCG) 業界におけるデジタルトランスフォーメーションに新たな基準を打ち立てるものとなりました。
長年にわたりSAPのお客様であるNestlé 社は、2000年からSAPソフトウェアを単一の統合システムとしてグローバルオペレーションの管理に活用していますが、2022 年にクラウドに移行しました。消費者のニーズが次々と変化し、新しいテクノロジーが市場を大きく変える中、将来を見据え、同社は、戦略的 DX推進の一環としてSAP S/4HANA Cloud Private Editionへのアップグレードに踏み切りました。
Nestlé 社の IT 責任者兼 CIO のクリス・ライト(Chris Wright)氏は次のように述べています。「私たちは、よりスマートで迅速な未来型エンタープライズの実現を目指しています。当社のバックボーンを共通のERPシステムが支えてくれることは、Nestléにとって大きな強みです。統合されたプラットフォームとデータ基盤により、バリューチェーン全体でエンドツーエンドの実行が可能となり、会社とその先のネットワーク全体を可視化できます。今回のアップグレードによって、顧客や消費者のニーズに応える製品をグローバルに迅速に展開するための新しい機能やインサイトを獲得できるようになり、大規模な AI と自動化により、バリューチェーン全体の効率と効果が飛躍的に向上します」
Nescafé、Kit Kat、Maggiなどの世界的ブランドを擁するNestlé 社は、グループ全体で新しい製品やイノベーションのロールアウトを加速させるために、SAP S/4HANA Cloud Private Edition へのアップグレードを選択しました。このアップグレードは、データ主導のインサイトの獲得とプロセスの改善もサポートし、事業全体の効率性と有効性を高め、製品を日々利用している世界中の消費者に、より良いサービスを提供できるようになります。
SAP SE のカスタマーサービス&デリバリー担当エグゼクティブ・ボード・メンバーを務めるトーマス・ザウアーエシッヒ(Thomas Saueressig)は次のように述べています。「Nestlé 社による SAP S/4HANA Cloud Private Editionの本稼動の成功は、ネットワークの規模がイノベーションにおける戦略的優位性となり得ることを示しています。世界的認知度の高い先進的企業である Nestlé 社は、最先端テクノロジーを活用し、グローバルブランドが消費者のトレンドを予測し、業務を最適化し、卓越したエクスペリエンスを大規模に提供できることを示す好例となるでしょう」
今回のアップグレードでは、同社のバリューチェーン全体をカバーする AI と自動化対応の堅牢なデジタルコアも提供されるため、 Nestlé社はよりスマートな意思決定に役立つリアルタイムのデータインサイトを獲得できるようになります。さらに、オペレーション、バリューチェーン、製品ポートフォリオ全体で AIとJoule コパイロットを大規模に活用することで、消費者エンゲージメントをパーソナライズや業務の最適化を迅速に実現できます。これにより、変化する消費者ニーズに継続的に対応し、真のオムニチャネルエクスペリエンスの基盤を築くことができます。
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