
SAPジャパン Talent Discoveryチームによる本企画では、SAPでの仕事内容や印象深いエピソードなどを幅広くお届けします。活躍する社内メンバーの話から、SAPで働く魅力をお伝えできればと考えています。
第36回は、ITコンサルタントの業務アプリケーションチームに所属する須藤泰良さん・冨田 悠登さん、そしてITコンサルタントのカスタマーエンジニアチームに所属する岡﨑心作さん・木村太我さんの4名での対談企画・前編です。海外でのキャリアフォーラムでの選考体験と入社を決めた背景をお伺いします。
海外でのキャリアフォーラムでSAPの選考に参加したきっかけを教えてください。
「SAPって何だろう?」から始まった、海外留学中の出会い
須藤:私は大学4年生の夏、ドイツでの一年間の交換留学中に、「せっかくなら試しに参加してみよう」と軽い気持ちでキャリアフォーラムへの参加を考えていました。翌年4月にロンドンキャリアフォーラムがあったので、事前に少しずつ出展企業について調べ始め、実際に参加しました。
就職先の希望としては、専門性を身につけられることや個人のスキルが求められる業界に魅力を感じ、ITコンサルタントの応募を見ていく中で、SAPジャパンを見つけました。
SAPはBtoBの企業なので学生の立場には身近ではありませんでしたが、ドイツでは有名な企業だと留学先で耳にしていました。実際にキャリアフォーラムで話を聞いてみると、多くの企業を支えるシステムを提供し、表には出にくいながらも“縁の下の力持ち”のような存在として、広く認知されている企業だと実感しました。

業務アプリケーションチーム 須藤泰良さん
冨田:私は大学院1年目の夏から2年目の夏にかけて一年間フランスに留学しており、就職活動どう進めるか悩んでいました。キャリアフォーラムの存在を知り、「本当に内定が出るのかわからないけど、とりあえず行ってみよう」と思ったのがきっかけです。もともと物理の研究をしており、多少はコンピュータに触れる機会があったため、就職先はIT系を中心に探していました。
SAPについては全く何も知らない状態から調べ始めましたが、日本企業にも多く導入されているシステムを提供している大企業であることを知り、選考に進むことにしました。
木村:私はカナダの大学で情報工学を専攻していました。入学後少し経った頃、日本人の学生同士で就職活動の話題になり、ボストンやロンドンのキャリアフォーラムの存在を知りました。大学2年生のときにボストンキャリアフォーラムに初めて参加し、偶然SAPのブースを見かけたことが最初のきっかけです。
当時はまだ2年生でしたし、本格的に就職活動を始めるつもりはなかったのですが、SAPのブースで話を聞いてみると「こんな会社が世の中にあるのか」と興味を持ち始め、後から自分でも調べて選考に進むことにしました。
岡崎:私はボストンの大学院で2年間、情報科学を専攻していました。最初はアメリカでエンジニア職を探していましたが、日本に帰国して就職する選択肢も視野に入れた際、ボストンキャリアフォーラムに参加を決めました。
語学留学をしていた頃からキャリアフォーラムの存在は知っており、短期間で選考が進む点は魅力を感じていました。SAPについて詳しく知っていたわけではありませんが、留学中にエンジニア採用をしている大手ソフトウェア企業として名前を聞くことがあり、フォーラムに出展しているなら受けてみようと思ったのがきっかけです。

カスタマーエンジニア 岡﨑心作さん
実際の選考プロセスはどのような流れでしたか。SAPの選考で特に印象に残っている点を教えて下さい。
キャリアフォーラムならではのスピーディーな選考プロセス
岡崎:私の場合、選考は面接2回という非常に短いプロセスでした。面接の応募自体はオンラインで行い、フォーラム会場で一次面接を現場のコンサルタントの方、二次面接をマネージャークラスの方と行いました。その後すぐに内々定をいただき、ディナー会のようなイベントにも招待され参加しました。全体として、2日間ほどで一通りのプロセスが進んだ記憶があります。
木村:私はオンライン応募ではなく、会場で企業説明を聞いた際に「試しに選考受けてみませんか?」と声をかけていただき、そのまま選考に進みました。1~2時間後に再度ブースに来るように案内され、そこで面接を受けました。
私の場合は、選考プロセス自体は時間がかかった方だと思います。大学2年生だったので時間的余裕があったことにくわえ、キャリアフォーラム後にたまたま日本へ帰国のタイミングがあったため、二次面接以降は日本のオフィスで選考を続けることになり、最終的には4回ほど面接を受けました。
須藤:私が参加したロンドンキャリアフォーラムは2日間の開催で、初日に会社説明を聞いた後、履歴書を提出しました。翌日に連絡があり、会場のブースで面接を受けました。一次面接は当時のカスタマーエンジニアチームの部門長の方、二次面接は業務アプリケーションチームの部門長の方との面接で、その場でディナー会に誘っていただいたのを覚えています。
冨田:私は少し異なるケースで、キャリアフォーラムに参加する前にオンラインで面接を2~3回受けていました。フォーラム初日に最終面接を受け、その場で内定をいただきました。そのため、会場に到着してすぐに最終選考が終わったという感じでした。

選考の進み方はさまざまですが、キャリアフォーラムではスピーディーに選考が進むのが特徴ですね。数あるITコンサルティング企業の中で、なぜSAPを選んだのかを教えて下さい。
「選ばれる」より「理解し合う」 ― SAPの先輩との対話で得た入社のイメージ
岡崎:正直に言うと、私は入社前にSAPの魅力を明確に理解していたわけではなかったと思います。BtoB企業ということもあり、もともと馴染みがあるわけではなかったですし、就職活動の結果、最終的にSAPから内定をいただいたので入社を決めたという面もあります。
ただ、実際に働き始めてから振り返ると、ビジネスの知見と技術の両方を深く身につけられる環境があるのは大きな魅力だと感じています。SAPには、特定の業務に特化したLOB(Line of Business)ソリューションもあれば、業務横断的に使われる製品や、基盤となる技術領域の製品もあります。その両面を扱える希少性があり、コンサルタントとして知見を積むことができる点は入社後に気づいた魅力です。
冨田:私は他のIT企業とも比較していました。プロダクト単体を見たとき、SAPのプロダクトは非常に強い印象はありましたが、最終的にどちらに入社しようか迷った際、ちょうど両方の社員の方とお会いする機会があり、その雰囲気が決め手となりました。
SAPの社員の方々は、非常にラフで、隠し事なく話してくれる印象でした。「就職活動は最後まで悔いが残らないように、いろいろな会社を見たほうがいいよ」とアドバイスもいただき、企業としての自信や余裕に好印象を持ちました。そこで働いている方の雰囲気や人柄も含めて検討し、最終的にSAPを選びました。
木村:私も冨田さんと似ていますね。大学3年生のとき、別の会社からも内定をいただき、両社の社員の方とのディナー会に参加してお話する機会がありました。その中で、SAPの方々ラフな雰囲気でありながらも、同時に「すごく仕事ができそうだな」という印象を受けました。
冨田さんと同様、ざっくばらんに話してくれつつも自信があり、人柄の良さを感じた点が決め手になりました。どちらの会社が優れているというよりも、自分が自然に、「一緒に働く姿」をイメージができたのがSAPだった、という感覚です。
須藤:私の場合、選考を通してSAPは「入社後のミスマッチを減らす」ことを重視していると感じたことが印象に残っています。他の企業では、学生を「見極める」、「選ぶ」というスタンスが強かったのですが、SAPは例えば面接の中でも、「コンサルタントはキラキラした華やかなイメージがあるかもしれないけれど、実際には細かい作業や泥臭い作業も多いよ」というリアルな側面も率直に伝えてくれました。
良い面ばかりだけでなく大変な部分も含めて説明してくれたことで、入社後の姿をより具体的に想像でき、自分に合いそうだと納得できたことがSAPを選んだ理由です。

カスタマーエンジニア 木村太我さん
学生時代の専攻やバックグラウンドは、選考の際にどの程度考慮されますか。
専攻に縛られないSAPで広がるキャリアの可能性
冨田:当時は、業務アプリケーションの領域では、理系や経営・経済系の出身者を想定していましたが、現在では、より幅広いバックグラウンドから採用しているように感じます。
須藤:私が選考時に聞いていたのも、「関連するバックグラウンドがあるに越したことはないが、必須条件ではない」というスタンスでしたね。会計領域なら経営・経済系が望ましいとされるものの、専攻だけで線引きされるわけではありません。実際、理系出身で業務アプリケーションのコンサルタントとして活躍されている方もいますし、音楽系など全く異なる専攻の方が活躍している例も耳にします。
岡崎:カスタマーエンジニアに関していうと、私たちが選考を受けていた頃は情報工学を専攻していない人もいましたが、最近はコンピュータサイエンスや情報工学など、技術的なバックグラウンドを持つ方が増えている印象があります。
また、インターン経由で入社される方も増えており、学生の段階で自分の興味やバックグラウンドを踏まえてキャリアを考える時間が増えているため、必然的にそうした傾向が強まっているのかもしれません。
木村:確かに、配属されるチームによる部分は大きいですが、最近入社される若手の方は技術的なバックグラウンドがかなり強い印象があります。機械学習やAI関連の研究をされていた方など、明確な専門性を持って配属されているケースが多いですね。
私が学生の頃も、カスタマーエンジニアの応募要件として「技術的なバックグラウンドが望ましい」と記載されていましたが、この点については今も大きくは変わっていないように思います。
岡崎:ロンドンキャリアフォーラムでの選考形態では、インターンなどのルートを通らない分、学生がじっくり吟味する時間が限られている可能性もありますね。その分、イベント後でもSAP社員に詳しく話を聞いてみると、より納得して進路を選べるのではないでしょうか。

業務アプリケーションチーム 冨田 悠登さん
キャリアフォーラムを活用するメリットを教えてください。
実体験から見えた、ロンドン・ボストンキャリアフォーラムの価値
木村:私の場合、そもそもSAPに出会えたのがキャリアフォーラムだったので、大きなメリットがありました。ネット情報だけでは分からない企業の雰囲気や社員の方の人柄を、直接話をして感じられたのが良かったです。ITコンサルタント業の華やかな側面だけでなく、実際にブースでリアルに働く人の言葉を聞くことで、具体的な仕事のイメージが湧きました。
須藤:私が最も良かったと感じたのは、短期間で企業理解とポジション理解が一気に進んだ点です。面接官だけでなく、人事の方や実際にコンサルタントをしている社員の方とも直接話す機会があり、「どんな人が働いているのか」、「どんなキャリアパスを描けるのか」具体的に想像できました。そのうえで納得して決断できたのは、大きな価値だったと思います。
冨田:私は留学中にあまり就職活動に時間を割きたくなかったので、短時間で選考が進む点は大きなメリットでした。内定までスピーディーに進めるだけでなく、内定後のフォローが手厚かったのも印象的でした。追加で出てきた質問に答えてくださる社員の方をご紹介いただき、気軽に相談できる環境を整えていただけたことは、本当に助かりました。
岡崎:大学院は2年間と短いため、就職活動に長い時間をかけるのはもったいないと感じていました。その点、キャリアフォーラムは非常に効率的でしたね。また、冨田さんのおっしゃる通り、特殊なイベントだからこそ、その後のフォローアップがしっかりしているし、海外にいる学生の状況を理解したうえでスケジュールや内定時期を柔軟に対応してくれた点も良かったです。

海外でのキャリアフォーラムでSAPと出会い、入社を決めた4名にお話をお聞きしました。次回の後編では、入社後に感じた仕事のやりがいや、ITコンサルタントの業務プリケーション・カスタマーエンジニアの役割の違いについてさらに詳しく伺います。
■SAPジャパンのキャリアサイトはこちらから:SAP Careers
■前回の記事はこちらから:CS&Dアカデミー第1期生へインタビュー!グローバルで学び、信頼されるSAP人材を目指して|LifeAtSAPJapan vol.35


