(本リリースは、226日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です) 

 SAP SE (NYSE: SAP)は本日、FC バイエルンが RISE with SAP を通じて、オンプレミスシステムをクラウドへ移行したことを発表しました。この戦略的な決断は、イノベーションの加速、データ保護の強化、そしてクラブのデジタル運営を将来にわたって持続可能なものとすることを目的としています。 

 ドイツで最も成功を収めているサッカークラブであり、世界有数のプロスポーツ組織でもある FC バイエルンは、SAP® Business Suite のデジタルコアである SAP® Cloud ERP Private ソリューションへの移行に RISE with SAP を採用し、SAP との長期的なパートナーシップをさらに強化しました。これにより、クラブが既に導入している広範なクラウドソリューション群がさらに補完されることになります。これには、SAP SuccessFactors®、SAP® Emarsys®、SAP Concur®SAP® Analytics Cloud、SAP® DatasphereSAP® Sports One といった各ソリューションに加え、SAP® Business Technology Platform(SAP BTP)SAP HANA® Cloud および SAP® Event Ticketing ソフトウェアが含まれます。  

FC バイエルンは、RISE with SAP を通じて継続的なイノベーションやリアルタイムな分析、AI によるインサイトを活用できる環境を整え、常に未来に即応できる体制づくりを加速させています。新たなクラウド環境によって、財務管理が強化され、物販の注文履行が迅速化し、さらにパートナー管理も最適化されます。これらを通じて、チームウェアや施設、サプライチェーン全体にわたるロジスティクスのさらなる円滑化が実現します。現在、950 万人を超えるファンや会員のデータ、および 2  5,000 件以上の製品マスタデータが SAP® Cloud ERP アプリケーションで管理されており、同アプリケーションは、ファンエンゲージメント、物販ビジネス、そしてオペレーショナルエクセレンスを実現するための基盤となっています。  

クラウドが試合当日のピーク負荷に対応  

FC バイエルンはクラウドへの移行により、価値実現までの期間を短縮するとともに、柔軟な拡張性を確保しました。これにより、一元化されたデータプラットフォームを通じて IT 運用を簡素化しながら、試合当日に急増するトラフィックへの対応を可能にします。また、この移行は予測可能な運用コストモデルの構築にも寄与しており、SAP が管理するセキュリティとコンプライアンスによって、クラブの運用負荷は大幅に軽減されます。 

SAP SE のカスタマーサービス&デリバリー担当エグゼクティブボードメンバーであるトーマス・ザウアーエシッヒ (Thomas Saueressig)は、次のように述べています。「FC バイエルンは、SAP Business Suite のクラウドソリューションを活用することで、いかにイノベーションを加速させ、さらなる成長へとつなげていけるか、その理想的なあり方を示しています。RISE with SAP を通じて、同クラブは継続的なアップデート、統合された分析、AI 機能を活用できるようになりました。これらはファンエクスペリエンスを向上させるとともに、業務運営の俊敏性を強化するものです。」  

SAP Cloud ERP Private は、SAP が提供する継続的なイノベーションに加え、高度な分析や機械学習、プロセス統合といった SAP BTP 上の各種サービスとの連携を可能にします。これらのソリューションは、災害回復機能、一元化されたセキュリティアップデートおよび監視体制、99.9% のサービス品質保証、欧州連合 (EU)域内でのデータレジデンシーオプションを備えた、認定データセンターで運用されています。こうした万全の体制が、国際標準化機構 (ISO)規格や、EU 一般データ保護規則といった各種基準への準拠を強力に支援します。  

今回の自社運用モデルからの移行は、FC バイエルンの厳しい運用規定やプライバシー要件を遵守し、徹底した品質保証、ガバナンス、およびセキュリティ対策を講じることで初めて実現したものです。  

デジタルイノベーションの最前線に立つ FCバイエルン  

FC バイエルン・ミュンヘンAG  CEOであるヤン=クリスチャン・ドレーセン (Jan-Christian Dreesen)氏は次のように述べています。 

SAP とのパートナーシップがあるからこそ、我々 FC バイエルンは常にデジタルイノベーションの最前線に立っています。このたびのクラウド移行によって、ファンエンゲージメントの拡大、選手のパフォーマンス分析の最適化、世界各地の拠点における商業運営の効率化を一気に推し進めています。」  

この新しい環境は、クラウドERP における クリーンコア アプローチを支えるものであり、Joule  SAP® Green LedgerAI を活用した追加機能など、現在および将来にわたる革新的な SAP ソフトウェアの導入に向けた明確なロードマップを提示しています。これにより、FC バイエルンは、ファンエンゲージメントや選手のパフォーマンス分析、商業運営、さらには人事や財務プロセスを、より効率的かつ持続可能な形で拡張・高度化できるようになります。  

以上 

 SAPについて
SAPNYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。www.sap.com