(本リリースは、3月30日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は本日3月30日、カンパリグループが SAP® Cloud ERP Private ソリューション の本稼働を開始したことを発表しました。これは、同社のデジタルトランスフォーメーションにおける重要なマイルストーンとなります。

イタリアのミラノに本社を置くカンパリグループは、スピリッツ業界におけるグローバルリーダーです。Aperol(アペロール)、Campari(カンパリ)、Espolòn(エスポロン)、Wild Turkey(ワイルドターキー)、Courvoisier(クルボアジェ)、Grand Marnier(グランマルニエ)など50以上のプレミアムブランドを擁し、190カ国以上で製品を展開するとともに、世界24カ所の生産拠点を運営しています。

カンパリグループの IT部門責任者であるジョゼ・シルバ(José Silva)氏は、次のように述べています。「当社は、SAP Cloud ERP Private が提供するイノベーションや組み込みAI機能を活用するため、RISE with SAPを通じた変革に着手しました。現在では、事業の進化に合わせて業務プロセスを再構築し、計画精度を高め、サプライチェーンの効率化を実現しています。これにより、世界中での製品供給を継続的に確保することが可能になりました。プロセスを集約したモデルへ移行することで、生産性の向上とTCO(総所有コスト)の継続的な削減を実現しています。」

今回の本稼働により、カンパリグループは、コアトランスフォーメーション基盤、組み込みAI、データ統合、ITランドスケープのガバナンスを柱とする、エンド・ツー・エンドのデジタルアーキテクチャを確立しました。

  • SAP® Analytics Cloud、SAP® Integrated Business Planning、SAP® Datasphere、SAP® Business Technology Platform を活用し、財務、サプライチェーン、マーケティング、人事にまたがるデータと業務を統合しています。これにより、計画、分析、アプリケーション開発のための統合的な基盤を構築しました。
  • SAPソリューションに組み込まれたAIは、業務運営と従業員エクスペリエンスの双方を向上させています。SAP SuccessFactors® では、従業員が Joule および組み込みAIを用いて目標の設定と進捗管理を行い、SAP Concur® では経費精算の照合を自動化しています。さらにAI支援機能により、受注および支払計上の効率化、意思決定の高度化、運用コストの最適化を進めています。
  • SAP® Business Data Cloud の導入を進め、SAPおよびサードパーティ製ソフトウェアのデータを統合することで、コア業務ロジックを維持しながら、タイムリーで文脈に即したインサイトの提供を可能にします。
  • SAP® LeanIX を採用し、アプリケーション、業務プロセス、ビジネスオーナー間の依存関係を可視化することで、より俊敏で的確な意思決定を支援しています。

SAP Italyのマネージングディレクターであるカーラ・マスペリ(Carla Masperi)は、次のように述べています。「カンパリは、食品・飲料業界における当社の優れた導入事例の一つであり、SAPソリューションが組織および生産プロセスをどのように変革できるかを示す好例です。クラウドERPにAIとデータドリブンな計画を組み合わせることで、カンパリは、消費財業界におけるデジタルトランスフォーメーションの新たなスタンダードを打ち立てています。」

以上

SAPについて
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