Nokia、SAP、MicrosoftがクラウドとAIを活用した ビジネス変革の推進に向け、戦略的複数年契約を締結

プレスリリース

(本記事は630日に本社されたものです 

SAP SENYSESAP)は本日、AI時代のコネクティビティ分野をリードするグローバル企業Nokiaが、Microsoft Azure上で運用されるSAP S/4HANA® 環境を基盤として、RISE with SAP Methodologyを活用して企業変革の加速を図るため、SAPと新たな複数年契約を締結したことを発表しました。

2025年末に締結された本契約は、NokiaSAP環境をRISE with SAPへ移行する取り組みにおける重要なマイルストーンとなります。NokiaRISE with SAP Methodologyを採用することで、業務プロセス、データ、アプリケーション、運用モデルを含むERP環境の移行を、エンドツーエンドの体系的なアプローチで進めるとともに、SAPのクラウドERPポートフォリオを通じて提供されるイノベーションや組み込みAI機能を継続的に活用できるようになります。 

Nokiaは、この変革を支えるクラウド基盤としてMicrosoft Azureを選定しました。これにより、同社のミッションクリティカルな基幹業務ワークロードを支えるために必要な、グローバル規模の拡張性、高度なセキュリティ、優れたパフォーマンスを確保します。SAP SEExtended Boardメンバーであり、カスタマーサクセス(欧州・APAC・中東・アフリカ担当)グローバルプレジデントであるマノス・ラプトプロス(Manos Raptopoulos)は、次のように述べています。「Nokiaの今回の決定は、ビジネス主導の変革に対する明確なコミットメントを示すものです。RISE with SAP Methodologyは、体系化されたロードマップ、統合されたツールチェーン、そして継続的なイノベーションへのアクセスをNokiaに提供します。その結果、Nokiaはクリーンコアを維持しながらERP環境のモダナイゼーションを進めるとともに、エンタープライズAI活用に向けた強固な基盤を構築することができます」  

ERP変革に向けた体系的なアプローチ 

RISE with SAPは、単一のソリューションではなく、包括的なビジネス変革フレームワークとして設計されています。標準化された変革手法、統合ツール、そして専門家による支援を組み合わせることで、企業の従来型ERP環境からRISE with SAPへの移行を支援します。 

SAPは、クラウド上のSAP S/4HANA環境の運用・管理を担うことで、Nokiaがインフラ管理ではなくビジネス成果の創出に注力できるよう支援します。このアプローチは、一度限りのシステム移行にとどまらず、業務プロセスの標準化、運用の簡素化、そして継続的なイノベーションの実現を可能にするものです。  

Nokiaは、SAPソリューションおよびアプリケーションの支援を受けながら、財務および主要な物流機能を対象とした次世代SAP S/4HANA環境への移行を通じて、ビジネスとテクノロジーの変革を推進してきました。これには、SAP S/4HANA® for central financeSAP® Master Data GovernanceSAP® Extended Warehouse ManagementSAP® Global Trade Services、そして高度なATPを実現するSAP S/4HANA® Cloudが含まれます。また、この取り組みの一環として、SAPのクラウドアプリケーションに組み込まれたAI機能も段階的に導入される予定です。  

NokiaVPGlobal Head of IT Procurement & Vendor Managementであるマレク・オチュカイ(Marek Očkay)氏は、次のように述べています。「今回の契約は、SAPおよびMicrosoftとの既存の協業をさらに発展させるものであり、コアビジネスオペレーションを支える基盤の強化というNokiaの目標を後押しするものです。Microsoft Azure上でRISE with SAP Methodologyを適用することで、当社は将来を見据えた体系的な成長基盤を強化しています。その結果、ERP環境の簡素化、継続的なイノベーションの実現、そしてAI主導の業務プロセスへのコミットメントの強化を推進していきます」 

クラウド基盤としてのMicrosoft Azure 

Microsoft Azureは、NokiaRISE with SAPへの移行の基盤となるクラウドプラットフォームとして活用され、同社のクラウド戦略およびデータ戦略とも整合しています。NokiaはすでにSAP環境の一部をAzure上で運用しており、単一のハイパースケールプラットフォームにワークロードを集約することで、パフォーマンス、セキュリティ、レイテンシ、および運用の回復力の向上が期待されています。 

今回の契約の一環として、Microsoftは変革プロセス全体を通じてSAPおよびNokiaと緊密に連携し、移行作業の支援と継続的な最適化をサポートします。  

Microsoft Europe North担当Corporate Vice Presidentのジョアキム・ダムガード(Joacim Damgard)氏は、次のように述べています。「今回の協業は、クラウドプラットフォーム、エンタープライズアプリケーション、そしてAIが連携することで、複雑かつグローバルな企業変革をどのように支援できるかを示すものです。Nokiaは、RISE with SAPへの移行においてAzure上でSAP S/4HANAを運用することで、継続的なイノベーションを実現するための拡張性とセキュリティに優れた基盤を構築しています」  

長年にわたるSAPとのパートナーシップを基盤に 

Nokiaは数十年にわたりSAPのお客様であり、近年は次世代ERPプログラムの一環として、複数のERPシステムを統合し、統一されたSAP S/4HANA環境の構築を進めてきました。 

RISE with SAPへの移行は、こうした変革の取り組みをより確実なものとし、変革の加速、複雑性の低減、そしてクラウドネイティブ機能の活用を実現するための体系的な方法論を提供します。 

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