(本リリースは、7月9日に本社で発表された抄訳文です)
SAPは、オンプレミス製品の保守・サポートポリシーの一部に関する競争法上の調査について、建設的かつ協力的な対話を経て、欧州委員会が確約(コミットメント)決定により調査を終結したことを歓迎します。
SAPは、今後も公正な競争、顧客の選択肢の確保、そしてイノベーションの推進に取り組んでまいります。今回の確約により、複雑なオンプレミス環境を運用する顧客に対して、より高い透明性、選択肢、および保護措置が提供されるとともに、企業の優先課題に沿った柔軟なIT戦略を支援します。
SAPは、欧州に本社を置く唯一のFortune 50テクノロジー企業として、業界標準に沿った保守サービスを提供しており、オンプレミスおよびクラウド環境において、導入形態、ライセンス、保守サービスに関する幅広い選択肢を顧客に提供しています。
今回の確約では、ポリシーの透明性向上、例外的なシェルフウェア(未使用ライセンス)への対応における柔軟性の導入、さらにガイダンスやトレーニングの強化および独立した監督体制の整備を通じて、一貫した運用を確保することで、顧客の選択肢と予見可能性を一層高めます。
今回の決定は、オンプレミス製品の保守ポリシーのみに関するものであり、SAPのクラウドサービスを対象とするものではありません。一方で、今回の透明性と柔軟性の向上は、顧客がAIを活用した自律型エンタープライズへの移行を、それぞれのペースで進めることを支援するものです。本件の終結により、SAPは顧客、パートナー、投資家にとって明確な枠組みの下で、今後も事業を推進してまいります。

