SAP Japan プレスルーム

カー用品のオートバックスセブンのECサイトリニューアルプロジェクトを支援


~SAP® Commerce Cloudを活用し、

デジタルコマースにおける顧客体験(CX)の向上を実現~


株式会社オートバックスセブン(以下オートバックス)のECサイト「オートバックスドットコム(https://shop.autobacs.com/ 以下 オートバックスドットコム)」が8月1日からリニューアルします。新ECサイトの開発には、パクテラ・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下 パクテラ)、株式会社JSOL(以下 JSOL)および株式会社ABシステムソリューション(以下、ABSS)の3社が支援しました。システム基盤には、SAPジャパン株式会社(以下 SAPジャパン)が提供するカスタマー・エクスペリエンス(CX)・スイートのコマース製品であるSAP® Commerce Cloudを採用し開発されました。新ECサイトは、すべてのタッチポイントでのパーソナライズされたショッピングを提供するSAP Commerce Cloudの特長を生かした設計がされており、利用者の大幅な顧客の購買体験(CX)向上に寄与するものと期待します。

 【背景・概要】
オートバックスは、カー用品店最大手のチェーンとして業界を牽引してきました。全国に整備した販売網の充実とともに、近年ではECサイトの充実やSNSを活用した情報発信などデジタルチャネルの強化にも注力して来ました。一方で、顧客のライフスタイルやカー用品へのニーズポイントの多様化が進んだことにより、取り扱い製品の増加や、決済手段の多様化にも対応する必要がありました。加えて、カー用品の取り扱いには、通販専業事業者も参入し、競争環境は激化しています。そこで、同社としてもデジタルチャネルの一層の充実が重要な課題となり、2019年発表の同社経営計画「「5ヵ年ローリングプラン2019」でも、注力ポイントの一つとして「お客様とのリレーションを高めるオンラインネットワーク」を挙げています。

【新しいオートバックスドットコム】
新ECサイトリニューアルは、「一人ひとりのお客さまが抱えている課題を解決するために最適な価値(商品、シーン、タイミング)を提案しつづけるECサイト」というゴールイメージが設定され、プロジェクト化されました。新しいオートバックスドットコムで実現できることは以下の通りです。

【開発プロジェクトについて】
プロジェクト開始は2019年3月に開始されました。新ECサイトのコアとなるシステム基盤は、グローバル規模の大手小売・流通業で多数導入実績のあるSAP Commerce Cloudが選定されました。選定理由として、「オムニチャネルコマースで実績がある」、 「お客様が抱えている課題を解決するために最適なタイミングで最適なコミュニケーションを提供することができる」、 「一つのプラットフォームでB2CだけでなくB2Bも対応可能で拡張性と将来性がある点」、が評価されました。新ECサイトのフロント部分にあたるユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンス(UI/UX)の設計・開発はパクテラが担当。パクテラは国内ECサイトにおけるSAP Commerce Cloudの構築経験や豊富なノウハウをもとに、グローバルリソース(中国、モンゴル、ミャンマー)を活用して、短期間での機能要件実装を実現。JSOLは長年にわたるオートバックスとのプロジェクト実績を知見として、受け付けた購買を円滑に処理するバックオフィス機能の開発支援をABSSと連携して実施し、さらにプロジェクト全体のマネジメント支援(PMO)を担当しました。この役割分担のもと、開発プロジェクトが進められ、本年8月の稼働が実現しています。

パクテラ・JSOL・SAPはこれまで、SAP Customer Experienceを活用して、企業のビジネスプロセスのデジタルトランスフォーメーションを推進してきました。今後も、SAP Customer Experienceの各種クラウドソリューションを活用し、お客さまのビジネス変革に貢献していきます。

 

オートバックスセブンのプレスリリースはこちら
https://www.autobacs.co.jp/ja/news/news-202007281400.html

 

 

■各社リンク

パクテラ・テクノロジー・ジャパン株式会社
https://jp.pactera.com/news-press/1943

株式会社JSOL
https://www.jsol.co.jp/release/2020/200729.html

SAPジャパン株式会社
https://news.sap.com/japan/

株式会社ABシステムソリューション
https://ab-sys.com/

 

 

パクテラ・テクノロジー・ジャパン株式会社
(本社:東京都江東区、代表取締役社長:李 劲松)
https://jp.pactera.com
1995年に設立されたパクテラグループは、25年の歴史と29,000人の従業員を擁するリーディングITソリューション企業であり、デジタル・コンサルティング、ITソリューション導入などの各種サービスをグローバルのお客様へ提供しています。製造、保険、通信、ハイテク、金融、インターネットなどの業界での豊富な経験を活用し、Fortune 500企業のうち154社と長期的な取引関係を確立しています。同グループの日本法人であるパクテラ・テクノロジー・ジャパンは、日本市場向けにテクノロジーサービスを提供しています。

 

■株式会社JSOL
(本社:東京都中央区、代表取締役社長:前川 雅俊)
https://www.jsol.co.jp/
JSOLは、ICTコンサルティングからシステム構築・運用までの一貫したサービスで、お客さまのより幅広いニーズにお応えできるICTサービスコーディネーターです。

2009年1月、NTTデータ、三井住友フィナンシャルグループ、日本総合研究所との業務・資本提携により、社名を株式会社JSOLに変更するとともに、NTTデータグループおよびSMBCグループの一員として、お客さまのビジネスに貢献できるICTソリューションの提供に取り組んでいます。

 

■SAPジャパン株式会社
(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史)
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPはインテリジェントエンタープライズを基盤とするエクスペリエンス企業として、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )

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■株式会社ABシステムソリューション
(本社:東京都江東区、代表取締役社長:小貫 喜和)
https://ab-sys.com/
ABシステムソリューションは、オートバックスグループのバックボーンとして培ってきた流通・小売・フランチャイズチェーンシステムのIT技術と、富士通グループの各種サービスやリソースとSIノウハウを活かし、システム開発やヘルプデスクサービスなどのITサービスなど、幅広く丁寧なサービス・ソリューションを提供いたします。

 

※本リリースに記載されている内容は予告無く変更することがあります。
※本リリースに記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。
※SAP、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。

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