SAPの見解:従業員の定着

(本リリースは、1月12日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

最新ニュース
米国の成人のおよそ25%が、2022年に新しい仕事を見つけたいと考えています。最近の調査結果により、労働者の9%はすでに新しい職に就いており、労働市場における混乱が今年も続く可能性が浮き彫りとなりました。

背景
ResumeBuilder.comが実施した最新のアンケートでは、他の調査結果を裏付ける形で、ビジネスが直面している課題(従業員の保持とかつてない数の欠員への対応)を明らかにしました。また、McKinsey(マッキンゼー)社の報告によると、米国の雇用主は、疲れ果て、途方に暮れ、働くことの意味に疑問を感じる労働者の大量流出に直面しています。

アメリカ合衆国労働省の労働統計局が実施した最新の求人労働異動調査(JOLTS)によると、現在米国全体で1,100万近くの求人があり、これは過去最高に近い水準です。

よりよい賃金、柔軟さ、リモートワークを求めて、自発的に退職する労働者の数も記録的な多さで推移しています。アトランタ連銀賃金トラッカーのデータから、大半の米国人が、現在の職にとどまるよりも、転職したほうがより多くの賃金を得ていることが分かりました。

この調査により、小売、食品およびホスピタリティ、教育、オフィス・管理サポート業界の離職率が最も高くなるとみられることも明らかになりました。労働者の2人に1人がより良い賃金と福利厚生を求めており、求職者の52%が2022年の前半に、26%が3月までに退職する可能性があると考えています。

しかし、従来の考え方に反して、従業員を保持するための最善の方法が、賃金を上げるだけであることはほとんどありません。キャリア開発や、ダイバーシティ、インクルージョン、目的、サステナビリティなどの問題に対する組織の姿勢といったその他の要因も非常に重視されています。

SAPの見解
ジョブホッピングの主な指標の1つとなっているのは従業員エンゲージメントであり、特に従業員が自分の価値を認められていると感じ、今後のキャリアパスを思い描けることは重要です。

職場でポジティブかつ充実した体験を提供している雇用主は個人および企業の業績を高められることが、データによって示されています。

SAP® SuccessFactors®、SAPグローバルマーケティングのプレジデントを務めるジル・ポペルカ(Jill Popelka)は次のように述べています。「私たちは、キャリア開発に対する主体性を従業員に持たせることが従業員定着のカギであると理解しています。従業員を維持し、成長とエンゲージメントの文化を推進するには、彼らに成長の機会を与えることが不可欠です。

問題は給与だけではありません。従業員が組織を離れるのは、充実感を得られていないためです。彼らが個性、独自のニーズ、強み、関心を持つ人間ではなく、「資産」や「動力」とみなされている場合、ほかの職場を探す推進力となっているのは、おそらく報酬ではありません。

従業員の満足度を向上させるには、組織はチームとしてのダイナミクスから報酬、成長機会まで、全体的な体験を考慮する必要があります。それは、すでに持っているツールやプログラムから始めることができます。従業員が成長し、活躍できる安全でインクルーシブな環境づくりから始めるのです。コーチング、学習、メンタリングを提供し、利用を促し、従業員の体験を充実させます。

成長と開発の目標について話し合う時間を確保しましょう。パンデミックの間に、多くの人が自分はキャリアに何を求めるかについて考えています。このような会話の機会を設けて、関心や目標に沿った体験を従業員にもたらすことができるかどうかは、リーダーおよびマネージャー次第です」

SAP SuccessFactorsの最高製品責任者を務めるメグ・ベアー(Meg Bear)は、これが社内の慣行を見直す良い機会であることを認めています。「これは社内の人材モビリティを実現する絶好の機会です」

労働市場における混乱によって、最高人事責任者(CHRO)が担う主な役割も明確になりました。

ベアーは次のように述べています。「この環境において、ビジネスの安定性および人材獲得競争で勝利するための機会獲得の両面で、CHROは非常に重要です」

以上

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