SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、株式会社タダノ(本社:香川県高松市、代表取締役社長:氏家 俊明、以下はタダノ)が、SAPのコマースソリューションであるSAP® Commerce Cloud(エスエーピー・コマース・クラウド)の採用を決定したことをお知らせします。システムの構築および運用管理はECENTA(エセンタ)社(ECENTA ASIA PACIFIC PTE LTD)が担当しプロジェクトを開始しています。

タダノは、建設用クレーン、車両搭載型クレーン、高所作業車などを製造・販売する世界有数の建設機械メーカーです。「世界に、そして未来に誇れる企業を目指して」というビジョンを掲げ、全てのステークホルダーの期待に応え、企業価値を最大化するとともに「学習し、成長し続ける組織文化の構築」を掲げています。

同社では、お客様が保有するタダノ製品を安全・安心に、長期的に利用いただくためのステークホルダーとのコミュニケーションポータル(保守部品注文システムなど)を提供してきましたが、システムの老朽化に伴い、カスタマーエクスペリエンスの向上が求められていました。また、「ONE TADANO」として、海外拠点も含めたグループ全体の総力でお客様に感動サービスを提供することを目標としており、共通のプラットフォームの構築も求められていました。

新システムを検討した結果、以下の目的を実現するために、SAPのコマースソリューションであるSAP Commerce Cloudを選択いただきました。ERPとのシームレスな連携、製品がグローバル展開されていること、グループ内での協働の実現が見込まれることが採用の決め手となりました。

1)システムの24時間365日の安定稼働
2)シンプルな操作・画面によるカスタマーエクスペリエンスの向上
3)機能の変更・追加が容易に可能な柔軟性のあるシステム
4)多言語・多通貨・税制対応、セキュリティ対応などのグローバル対応
5)グループ連携可能な業務運用管理、問い合わせ管理、在庫管理

同社では、さらなるグローバルビジネス拡大およびカスタマーエクスペリエンス向上のために、グローバルDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を目指し、顧客価値の発掘、デジタルインフラの整備、企業文化の変革に取り組みたいとのことです。

  以上

 

株式会社タダノについて

1955年に日本初の油圧式トラッククレーンを開発し、建設用クレーンのトップ企業として業界を牽引。常に時代のニーズを捉えた製品開発に力を入れ、LE(Lifting Equipment)事業で世界ナンバー1を目指しています。1990年にFAUN社、2019年にDemagブランドのクレーン事業を買収し、さらなるグローバル化に取り組んでいます。
また、地域社会・国際社会発展への貢献と地球環境の保全に役立つ事業活動を推進し、すべてのステークホルダーの期待に応え、「世界に、そして未来に誇れる企業」を目指しています。
URL:https://www.tadano.co.jp/

 

 

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan