SAPジャパン株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：鈴木 洋史、以下 SAPジャパン）は、本日、SAPパートナー向けのコンベンション「SAP Japan Partner Summit 2023」において、『SAP AWARD OF EXCELLENCE 2023』の受賞パートナーを発表しました。
1998年に創設された『SAP AWARD OF EXCELLENCE』は、SAPビジネスへの貢献度、ならびに顧客満足度などにおいて、極めて高く評価されたパートナー企業に授与される賞で、今回で第26回目を迎えます。本アワードでは、クラウドなどの主力SAPソリューション分野での取り組みや成果、ビジネスの実績、優れた導入プロジェクト、お客様への高い価値の提供、といった様々な観点からパートナーを評価し決定しました。
また2016年に創設され、SAP関連システムの導入プロジェクトにおいてイノベーターとして革新的な取り組み・アプローチをされて新しい価値を創出し、お客様や社会へ貢献された個人に授与されている「SAPマイスターIQ」においては、2023年は3名様が選出されました。2022年に創設した「SAP® Business Technology Platform（SAP BTP）チャンピオン」は、SAP BTPを活用した開発・実装プロジェクトを通じて、お客様・社会における新たな価値創出に貢献された方、優れた開発実績や経験をもとに市場やコミュニティにおけるSAP BTPの普及に貢献された技術者に授与する賞で、2023年は4名様が選出されました。
それぞれの選定基準および受賞パートナー、個人については以下の通りとなります。（※受賞パートナー各社は五十音順で表記されています）
＜Customer Success部門＞
「カスタマー・サクセス・アワード」
受賞パートナー：
日本アイ・ビー・エム株式会社様
授賞理由：お客様企業の価値の実現に向けて、SAP人材（コンサルタントおよびカスタマーエンゲージメントエグゼクティブ）の拡大、SAPクラウドサービス採用の推進など、カスタマーサクセスを強力に推進されたことを高く評価。
「ザ・ベスト・サービス・パートナー・アワード」
受賞パートナー：
アクセンチュア株式会社様
授賞理由：サービスパートナーとして貢献したクラウドソリューションの売上高において、最高位の実績を上げられたことを高く評価。
「ザ・トップ・リセール・パートナー・アワード」
受賞パートナー：
PwCコンサルティング合同会社様
授賞理由：2022年のクラウドビジネス推進において、売上高が最高位の実績を上げられたことを高く評価。
「ザ・トップ・リセール・パートナー（New Customers）・アワード」
受賞パートナー：
株式会社日立システムズ様
授賞理由：2022年のクラウドビジネス推進にあたり、SAP S/4HANA® Cloud, private editionを中心に新規顧客獲得件数において最高位の実績を上げられたことを高く評価。
「ザ・トップ・リセール・パートナー（Mid-Market）・アワード」
受賞パートナー：
株式会社アイ・ピー・エス様
授賞理由：2022年における中堅・中小市場のクラウドソリューション販売において、売上高が最高位の実績を上げられたことを高く評価。
「SAP Services Collaborationアワード」
受賞パートナー：
SCSK株式会社様
授賞理由：お客様プロジェクトにおけるSAPのCloud Success Services部門との協業を通じて、SAPが提供する各種サービスへの理解を深め、自社サービスと組み合わせることでお客様への提供価値を最大化。そして最新技術を適用するプロジェクト支援体制を強化されたことを高く評価。
＜Cloud部門＞
「Public Cloudアワード」
受賞パートナー：
株式会社フォーカスシステムズ様
授賞理由：SAP S/4HANA Cloud（RISE with SAP）の売上高において、最高位の実績を上げられたことを高く評価。
「Cloud ERP for Mid-Market アワード」
受賞パートナー：
SCSK Minoriソリューションズ株式会社様
授賞理由：SAP Business One®、SAP® Business ByDesign®の売上高において、最高位の実績を上げられたことを高く評価。
「SAP Signavioアワード」
受賞パートナー：
キャップジェミニ株式会社様
授賞理由：SAP® Business Process Intelligence（BPI）によりお客様のデジタルトランスフォーメーション実現に向けた取り組みを強力に支援されたことを高く評価。
「ザ・トップ・マネージドクラウド・パートナー・アワード」
受賞パートナー：
富士通株式会社様
授賞理由：大和ハウス工業株式会社様をはじめ、SAP ECCユーザーのお客様をPartner Managed Cloud（PMC）によりSAP S/4HANA®ならびにクラウドソリューションを活用したデジタルトランスフォーメーションに導いていることを高く評価。
＜Partner Innovation部門＞
「Partner Innovationアワード」
受賞パートナー：
株式会社センシンロボティクス様
授賞理由：日本で初めて、日本発のIndustry CloudソリューションとしてSAPグローバルより認定され、各国におけるGo To Market協業を推進されていることを高く評価。
「Partner Innovationアワード」
受賞パートナー：
テックタッチ株式会社様
授賞理由：2022年のパートナーアセット売上において非常に優れた実績をあげられ、またSAP営業部門とも連携して協業施策を強化・展開されたことを高く評価。
「ザ・トップ・Tech Adoption（OEM）パートナー・アワード」
受賞パートナー：
株式会社 バイナル様
授賞理由：2022年のSAP BTP製品のOEM売上実績が高く、SAP S/4HANAとの豊富なAPI連携事例を作成いただいたことを高く評価。
「SAP-qualified partner-packaged solutionアワード」
受賞パートナー：
株式会社アイ・ピー・エス様
授賞理由：Packaged Solutionを活用した案件受注件数・売上高において、最高位の実績を上げられたことを高く評価。
＜Partner Success部門＞
「ザ・ベスト・リソース・パートナー・アワード」
受賞パートナー：
アビームコンサルティング株式会社様
授賞理由：SAPのクラウドソリューション領域の人材育成において最も多くのSAP認定技術者を育成されたことを高く評価。
「マーケティング・サクセス・アワード」
受賞パートナー：
コベルコシステム株式会社様
授賞理由：パートナー様による案件創出数、売上高においてビジネスに大きく貢献いただいたことを高く評価。
「SAP リソース育成サービス・アワード」
受賞パートナー：
株式会社MAIA様
授賞理由：「でじたる女子」プロジェクトをはじめ、日本各地でSAPをはじめとするデジタル人材育成に貢献されるとともに、将来のSAPコンサルタント育成にも尽力されていることを高く評価。
「Emerging Partnerアワード」
受賞パートナー：
フリーダム株式会社様
授賞理由：新たにSAPパートナーになられた企業様の中で、SAP S/4HANA Cloud, private editionを中心にクラウドビジネスのプロジェクトにおいて最もご活躍されたことを高く評価。
「SAP Technology Partnerアワード」
受賞パートナー：
インテル株式会社様
授賞理由：SAPとの共同マーケティング活動および協業活動により、市場の認知拡大や案件創出において大きく貢献されたことを高く評価。
＜Excellent Project Driveプロジェクト・アワード部門＞
最優秀賞「プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」
受賞パートナー：
株式会社 日立製作所様
『NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社様：グループ経理基盤構築「Project ITS（イッツ）」』
授賞理由：「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」を実現するグループ経理基盤として、SAP S/4HANA、SAP® Master Data Governance、日立 SAP Fiori® Workflowアセットを組み合わせたグループ標準テンプレートを構築し、Fit to Standardで115社へ展開することで、経理業務のデジタル化・標準化・内部統制強化を実現。併せて、SAP S/4HANA® for central finance、SAP® BW/4HANA®、SAP® Business Planning and Consolidation、SAP® Analytics Cloudを組み合わせてグローバルに広がる90社も統合元帳で見える化し、NXグループ205社に対し、グループ横断での経営管理の高度化を実現されたことを高く評価。
(※) 導入社数は、2023年1月時点。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
株式会社アイ・ピー・エス様
『ニチバン株式会社様：ニチバン基幹システム刷新プロジェクト』
授賞理由：SAP S/4HANAとIPSの業界向けテンプレート「EasyOne」を全面的に活用しわずか1年で販売/生産計画から生産/原価管理まで一連の全社業務システムを変革。「事業戦略推進に向けたAI・IoTの積極活用」を前進させた点を高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
アビームコンサルティング株式会社様
三井情報株式会社様
『三井物産株式会社様：次世代人事データプラットフォーム「Bloom」構築プロジェクト』
授賞理由：三井物産様のグローバル人材の適所適材・データドリブン人事の実現および人的資本経営推進のプラットフォームをSAP® SuccessFactors®とSAP® Business Technology Platformを最大活用し、商社特有のコア人事プロセスや他クラウドサービス接続も含め構築された点を高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
株式会社NTTデータ グローバルソリューションズ様
『恵和株式会社様：「i-KOU！」サービス SAP S/4HANA Migration Project（RISE with SAP）』
授賞理由：経営判断の迅速化に「SAP S/4HANA Cloud, private edition（RISE with SAP）」を採用。「i-KOU!」サービスのプロジェクト効率化により、1年間で完遂されたことを高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
株式会社JSOL様
『ライオン株式会社様：基幹業務改革プロジェクト（Project Regulus）』
授賞理由：中期経営計画の戦略テーマの一つ「成長に向けた事業基盤への変革」の実現に向け「SAP S/4HANA」を導入したライオン様及び国内関連会社の業務改革とシステム刷新を豊富な知見で同時に実現されたことを高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社様
『住友ゴム工業株式会社様：コアHCM導入プロジェクト』
授賞理由：住友ゴムグループ全社の「人・組織情報の一元化」を実現するためSAP® SuccessFactors®を導入し、人事業務の遂行ならびにタレントマネジメントを行うデジタル基盤構築を同システム上で実現。システムドリブン・Fit-to-Standardを意識したアジャイル型アプローチによる短期間での導入、および、導入後ユーザーからの声を拾い上げ改善を繰り返すことによる早期の定着化を高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
日本電気株式会社様
『住友大阪セメント株式会社様：SAP S/4HANAコンバージョン RISE with SAP』
授賞理由：住友大阪セメント株式会社様の基幹システムをSAP ERP（ECC6.0）からRISE with SAPに刷新。コンバージョン方式で安心安全かつスケジュール通りにプロジェクトを推進し、DXを加速させる経営基盤を構築されたことを高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
PwCコンサルティング合同会社様
『株式会社 商船三井様：SURFプロジェクト』
授賞理由：全社DX推進の核となる基幹システムとして、財務・経理業務にSAP S/4HANA Cloudを採用、Fit to Standardアプローチでアドオン機能数を抑制し、業務プロセスの標準化とシステムの拡張性を実現されたことを高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
ビジネスエンジニアリング株式会社様
『日本貨物航空株式会社様：RISE with SAPによる「会計システム再構築プロジェクト」』
授賞理由：お客様のSAPシステムのリプレースに際しRISE with SAPを提案、コロナ禍の下で非対面ながらも「効率的な業務運営と高付加価値業務へのシフト」に資するシステムを計画通り稼働させたことを高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
富士通株式会社様
『大和ハウス工業株式会社様：プラットフォーム移行・SAP S/4HANAコンバージョンプロジェクト』
授賞理由：急速な事業拡大に伴い、グローバルでの会計ガバナンス・ITガバナンスの強化基盤、ITを活用した更なるDX推進基盤としてSAP S/4HANA、SAP S/4HANA for central financeを導入。アセスメント、および、PoCによる十分な事前作業の実施により確実性と経験値を高め、国内グループ40社での同時大規模コンバージョン、SAP HANA® Enterprise Cloud移行をわずか9カ月間で実施し、ノントラブルにて本移行を完遂されたことを高く評価。
優秀賞「プロジェクト・アワード」
受賞パートナー：
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社様
『I-PEX株式会社様：SAP S/4HANAコンバージョン及びDX推進』
授賞理由：SAP S/4HANAコンバージョンにあわせRISE with SAPへのクラウドシフトを実行。同時に国内初のSAP S/4HANA for Group Reportingを稼働させ、制度連結のスピードアップを実現されたことを高く評価。
個人賞 ＜SAPマイスターIQ＞
SAPマイスターIQは、SAP関連システムの導入プロジェクトにおいて特に優れた成果を挙げられたという「功績」を称えるだけでなく、イノベーターとして新しい価値を創出し、お客様や社会へ将来にわたって寄与・貢献される「未来を創るマイスター」の称号と位置付け、今後のSAPプロジェクト推進の中核となられる人材を、審査に基づき個人に認定・表彰するものです。なお、“IQ”は「革新的なコトを成す資格を持つ者」を意味する“Innovation Qualifier”の略です。
受賞者（お名前五十音順）：
石黒 敦様（デロイト トーマツ コンサルティング合同会社）
近藤 託央様（株式会社ソフテス）
室井 修一様（株式会社クニエ）
個人賞＜SAP Business Technology Platformチャンピオン＞
SAP Business Technology Platformチャンピオンは、SAP BTPを活用した開発・実装プロジェクトを通じて、お客様・社会における新たな価値創出に貢献された方、優れた開発実績や経験をもとに市場やコミュニティにおけるSAP BTPの普及に貢献された技術者を、審査に基づき個人に認定・表彰するものです。
受賞者（お名前五十音順）：
江村 出様（デロイト トーマツ コンサルティング合同会社）
谷村 要様（アクセンチュア株式会社）
林田 祐介様（富士通株式会社）
松田 裕介様（伊藤忠テクノソリューションズ株式会社）
以上
SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。（ www.sap.com/japan ）