Fit to Standardのアプローチで7カ月の短期導入を実現
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、株式会社 商船三井(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本 剛、以下 商船三井)においてSaaS型のSAP S/4HANA® Cloud Public Edition(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド・パブリック・エディション)が稼働開始したと発表しました。
海運業を中心に様々な社会インフラ事業を展開している商船三井では、経営計画「BLUE ACTION 2035」の実現に向けて事業ポートフォリオの変革を推進するために、徹底的なデジタル化と業務・組織の最適化に取り組んでいます。
同社では、事業ポートフォリオの変革を支えるインフラとして、経営管理の仕組みの再構築が必要と考え、業務プロセスの見直しと標準化を徹底的に行い、2020年よりグローバルスタンダードERPであるSAP S/4HANA® Cloud Private Editionを本社に導入し、活用しています。
そして、2024年1月にSaaS型のSAP S/4HANA Cloud Public Editionを導入し、7カ月という短期間で稼働を実現しました。
基本方針としてSAP Best Practiceを使用し、業務をシステムに合わせるFit to StandardとERP本体をクリーンに保つクリーンコア手法を採用し、ERPへの変更やカスタマイズはSide-by-Sideのアプローチでアドオンを抑制しました。これにより運用保守の負担軽減が期待できます。
同社では、今後もグループ会社への展開を進めていくことで、共通基盤の構築によるグループガバナンス・リスク管理に資する透明性の向上、経営管理の高度化、経営効率の向上を目指します。
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SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。http://www.sap.com/japan