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SAPジャパン、スタートアップ向けプログラム「SAP.iO Foundry Tokyo」 2020年上期コホートプログラムをスタートアップ6社と開始

プレスリリース

2020年3月から13週間のプログラムを実施


SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下 SAPジャパン)は、スタートアップ向けのアクセラレーションプログラム「SAP.iO Foundry Tokyo(エスエーピードットアイオー・ファウンドリー・トウキョウ)」における、“インダストリー 4.0”をテーマとした2020年上期コホートプログラムで支援するスタートアップ6社を決定し、プログラムを開始しました。昨年11月より募集を開始し、合計55社のスタートアップから応募がありました。厳選な審査の結果、6社を選考し、2020年3月16日から13週間にわたり、スタートアップ支援プログラムを実施し、本年6月にDemo day(最終成果発表会)を予定しています。

SAP.iO Foundryは、SAPがグローバルで展開するスタートアップ向けプログラム「SAP.iO」 (https://sap.io/)の取組みの1つで、SAP社外の優れたスタートアップを支援するものです。世界8都市で運営されており、各都市では年に2回のコホートプログラムを運営しています。東京では、日本の産業界の変革ニーズとの接点を提供しスタートアップとの共創を促進する“実践型”アクセラレータープログラムとして2019年に開始し、初回のコホートプログラムを終了しました。

今回2回目となる2020年上期の“インダストリー 4.0”をテーマとしたコホートプログラム向けに採択されたスタートアップ6社の概要は以下の通りです。(数字・アルファベット順)

3i inc.(https://www.3i.ai/)本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市

    • 独自のAI基盤の映像処理技術を用いて誰でも室内空間を地図やストリートビューとして作成し活用できるソフトウェアソリューションの開発

GROUND株式会社(https://groundinc.co.jp/)本社:東京都江東区

    • ロボットや自社開発を進めるAI物流ソフトウェアなど、世界の先端テクノロジーを物流・EC領域に適用させた革新的ソリューション(LogiTech®️)の開発・提供

株式会社Hacobu(https://movo.co.jp/)本社:東京都港区

    • IoTとクラウドを統合した物流情報プラットフォーム「MOVO」の提供と、様々な物流向けアプリケーションおよびハードウェアの開発・販売

HyBird(http://www.hybirdtech.com/)本社:英国ロンドン市

    • 「Clarity」というデータソースに依存しないソフトウェアにより、工業施設の視覚的点検自動化、さらにコンピュータビジョンとAIを組み込んだ双方向のデジタルツインモデルを活用したより効果的な設備保全を提供

LiLz株式会社(https://lilz.jp/)本社:沖縄県中頭郡

    • 機械学習とIoTとの技術融合による目視巡回点検の負荷軽減等により、現場の労働力不足の課題解決に寄与するためのサービスの提供

株式会社XTIA(https://www.optocomb.com/)本社:東京都千代田区

    • 迅速な3次元形状測定を可能とする光コム発生器とその応用および関連機器の開発・販売

2020年3月から13週間にわたって展開される今回のコホートプログラムでは、以下を予定しています。メンターは主にSAP社内の製品スペシャリストや営業部門のキーマンを中心として、数十名のメンバーで構成されます。

  1. B2B向け事業戦略に寄与するノウハウ共有
    参加スタートアップ向けのワークショップにより、SAPがこれまで培ってきた大企業向けビジネスのノウハウをはじめ、事業戦略立案、営業、マーケティングなどの幅広い分野の知見を共有します
  2. SAP製品とのAPI等を通じた連携の実装
    機械学習やIoTなどの先端技術を活用した開発環境やデータへのアクセスが提供され、SAPテクノロジーや産業界のデータとの連携を可能とします
  3. SAPエンタープライズ顧客への共同アプローチ
    SAP製品をすでに利用している大企業を中心としたSAP顧客基盤に対し、イノベーションによる様々な課題解決に寄与するため、スタートアップとSAPによる共同提案を行います

スタートアップ6社の採択の条件として、エンタープライズ/B2B向けに、すでに自社で開発済みの製品やサービスを有していることとしています。プログラムへの参加に際し、SAPのテクノロジー環境やコホートプログラム中の設備利用料は不要、SAPジャパンからエクイティを要求することもなく、完全に無償で利用できるプログラムとなっています。

以上

 

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPはインテリジェントエンタープライズを基盤とするエクスペリエンス企業として、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、44万以上の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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