Honeywell社とSAP、ビジネスデータとOTデータのクラウドベースの統合によるビルパフォーマンス向上に向けて提携

(本リリースは、6月11日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

Honeywell社(NYSE:HON)とSAP SE(NYSE:SAP)は、Honeywell社の企業パフォーマンス管理ソリューションであるHoneywell ForgeとSAP® Cloud Platformを基盤とするクラウドベースソリューションの共同開発を行うことを発表しました。このソリューションはビジネスデータと運用技術(OT)データを合理化および統合することで、意思決定と効率性の向上を支援します。

  • Honeywell ForgeとSAP® Cloud for Real Estateによるこのソリューションでは、不動産を所有する企業やビル管理会社向けに、不動産ポートフォリオに関して、財務と運用の両方の統合されたインテリジェンスを提供します。
  • このソリューションにより、カーボンフットプリントやエネルギー費用の削減をはじめとするビルパフォーマンスの最適化と、テナントにとっての環境改善を実現できます。
  • Honeywell社とSAPのクラウドプラットフォームを基盤とする強力かつ直感的なダッシュボードでは、不動産所有者がリアルタイムでビルの持続可能性などの主要業績評価指標(KPI)を確認できます。

両社が最初の重点業種とする不動産業界では、正規化されていない異種ソースからのデータをビル所有者が頻繁に取得する必要があります。そのため、ポートフォリオの効率性と利用状況を正確に把握することが非常に困難です。

自律型のビル管理ソリューションHoneywell ForgeとSAP Cloud for Real Estateソリューションの能力を活かしたこの新しいソリューションにより、施設の管理者やビル所有者はコスト削減とさらなる効率化によってポートフォリオを再編しながら、テナントにとっての環境を改善することもできます。Honeywell Forgeにより、メンテナンス、快適性、持続可能性に関する調整を自動で行う新しいAIベースの自律型管理機能が実現します。

COVID-19パンデミックと経済危機の中で閉鎖されていたビルの運用再開に伴い、ビル所有者は入居者の安全性向上とカーボンフットプリントおよびエネルギー費用の削減に関連するKPIを重視するよう求められています。これらのKPIにリアルタイムでアクセスできるこの共同ソリューションにより、ビル所有者はビル運用を最適化して高い省エネ目標を達成し、メンテナンスにかかる時間を大幅に短縮することができます。例えば、商業ビルにおけるエネルギー消費全体の35%を占めると言われる* 冷暖房空調設備だけでも、AIによって自動化されたHoneywell Forgeのようなシステムを導入することで、エネルギー費用を最大23%削減できます**。

Honeywell社の会長兼CEOを務めるダリウス・アダムチク(Darius Adamczyk)氏は次のように述べています。「現代のビル所有者の多くは、ポートフォリオの効率性と利用状況を正確に把握するために必要なリアルタイムのデータを入手するのに苦労しています。HoneywellとSAPは、ボイラー室から役員室まで、さまざまなインサイトを提供することで、お客様がビルのパフォーマンスを最適化し、二酸化炭素の排出量を削減する正しい方法を容易に特定し、持続可能性に関する目標の達成、エネルギー費用の削減、入居者にとっての環境改善を実現できるよう支援します。このような情報をいつでも入手できるようになると、お客様は非常に大きなビジネス価値を生み出し、ビルの持続可能性を高め、賃借人やテナントにとってのビルの魅力を大きく向上させることができます」

SAPのCEOを務めるクリスチャン・クライン(Christian Klein)は次のように述べています。「この提携により、デジタル/インテリジェント不動産管理分野の勢力図は一変します。我々のダッシュボードで提供される単一の包括的なビューには、お客様にとって大きなメリットがあります。また、Qualtrics®を加えることで、企業は従業員のセンチメントデータを収集して完全な360度のエクスペリエンス評価を提供しながら、入居者の生産性、ビルのパフォーマンス、そして不動産ポートフォリオ全体を最適化することもできます。AIとデータ分析が組み込まれたこのソリューションにより、ビル管理者はオフィスの最適な使用状況を特定し、経済、環境、規制の状況に応じてポートフォリオを調整することができます」

Honeywell社とSAPが提供するこのソリューションにより、お客様は関連する幅広い不動産データに容易にアクセスできます。これにはエネルギー性能、セキュリティ、メンテナンス、賃貸料、税、ロケーション、規制、リース条件、およびその他のコストが含まれます。このソリューションには以下が含まれています。

  • ITとOTに関するKPIを統合し、AIを活用する事前定義済みの拡張可能なダッシュボード
  • カーボンフットプリントの削減、エネルギー効率の向上、メンテナンス時間の短縮につながる年間エネルギー費用のモニタリングと削減
  • Honeywell社のビルデータをSAPの不動産データおよび財務データと結び付ける統一されたデータアーキテクチャー
  • 人間にとっての快適性を示すKPIと測定されたエクスペリエンスKPIの統合

ソリューションの詳細については、SAP.com/Honeywellをご覧ください。

以上

*Increasing Efficiency of Building Systems and Technologies(英語)
**Honeywell社のさまざまな顧客サイトで6カ月間にわたって行われたHoneywell Forge Energy Optimizationの複数のパイロットプログラムの結果に基づきます。達成された省エネ率は6%~39%でした。適切な設備を備えたビルにEnergy Optimizationを導入したほぼすべてのお客様が、導入から3カ月後には23%以上のコスト削減を達成しました。ただし、必ずしもこのような結果になるとは限りません。過去の実績は必ずしも将来の成果を示すものではなく、Honeywell社は省エネについて何らかの保証を行うものではないことをご了承ください。

 

Honeywell社について
Honeywell社(www.honeywell.com)はFortune 100に選ばれたテクノロジー企業であり、航空宇宙業界向けの製品とサービス、ビルおよび工業用の制御技術、高性能マテリアルを含む業種別のソリューションをグローバルに提供しています。Honeywell社のテクノロジーは、航空機、ビル、製造プラント、サプライチェーン、そして働く人々を「つなげる」ことにより、よりスマートで、安全で、持続可能な世界の実現に貢献します。Honeywell社に関するニュースと情報については、www.honeywell.com/newsroomをご覧ください。

 

SAPについて
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