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地元の人々による地元の人々のための活動を継続することで、地方創生を支援


福島県会津若松市で活動する特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎(理事長:江川 和弥、以下 寺子屋方丈舎)、會津価値創造フォーラム(代表者: 佐藤 俊材)、CoderDojo Aizu(コーダードージョー アイヅ、代表者:島影 亮輔)およびSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)は、このたび、小中学生向けにICT教育プログラムを実施する拠点「寺子屋Hana(てらこやハナ)」を共同で開設します。寺子屋Hanaは、寺子屋方丈舎の建物内に開設し、9月26日より活動を開始します。

寺子屋Hanaでは、地域の小中学生を対象に、PCプログラミングやデジタル工作といったICT教育プログラムを定期的に実施します。具体的には、IchigoJam(イチゴジャム)という手のひらに乗せられる大きさのプログラミング専用こどもパソコンを使用したプログラミング学習、3Dプリンターやレーザーカッターを使用したデジタル工作を行います。このほかに、地域小学校への出張授業の実施なども計画しています。

寺子屋Hanaは、単なるICT教育のための拠点のみならず、地方創生を支援する取組みにつなげることをねらいとしています。SAPジャパンは、2015年11月から、特定非営利活動法人エル・コミュニティ(所在地:福井県鯖江市、代表理事:竹部 美樹)が福井県鯖江市で運営する「Hanaオープンイノベーション道場(略称:Hana道場)」の活動にも協力しています。Hana道場での活動は、地元に根差した組織や団体が自律的に市民を対象とした取組みを企画、実施し、地元の人々による地元の人々のためのICT活用講座をはじめ多岐にわたる活動を継続することで、地方創生を支援するものとなっています。寺子屋Hanaは、Hana道場のこれまでのスキルや経験を取り入れ、地域創生のために自律的な地域コミュニティ活動の展開をめざします。

SAPジャパンにとって、今回の取組みは、2019年11月に開設した「SAPイノベーションフィールド福島」の3本柱の活動(ものづくり、教育、イノベーション)のうち、「教育」に関する活動の一環です。また、寺子屋方丈舎はプログラムの運営と施設提供、會津価値創造フォーラムは取組みの広報活動および会津地域への広域展開、CoderDojo Aizuは教育プログラムのコンテンツ提供や講師派遣といった役割を担います。

寺子屋Hanaの開設にあたって、会津若松市長の室井 照平 氏は、次のように述べています。「寺子屋Hanaの活動が、地域コミュニティを活性化するとともに、本市の人材育成にも寄与してくれるものと期待しています」

以上

 

寺子屋方丈舎について
寺子屋方丈舎は、命を大事にして、「子どもの社会参画」を支援することをミッションとしています。
フリースクール、オンラインフリースクールなどの学校に行くことが難しい子どもに向けた学びの機会の提供をはじめ、学校に通う子どもも含めて、本来ある子どもの能動的な学びの力を活かした教育実践を行っています。( https://www.terakoyahoujyousha.com/

會津価値創造フォーラムについて
會津価値創造フォーラムは、会津地域のさまざまな資源などを活用して新たな価値を創り出すコミュニティです。会津総合開発協議会を母体とし、行政職員や民間企業などの有志により構成されるメンバーで検討・推進をしており、市町村の垣根を越え、会津地域一体となった活動が可能となっています。( https://www.aizu-one.com/

CoderDojo Aizuについて
CoderDojoは7〜17歳の子どもを対象にしたプログラミング道場です。2011年にアイルランドで始まり、日本には216以上の道場があります。全ての道場はボランティアにより無償で運営されています。CoderDojo Aizuは福島県で最初のDojoとして2017年4月に誕生し、毎月第3土曜日に開催しています。
CoderDojo Aizu:http://coderdojoaizu.mystrikingly.com/

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPはインテリジェントエンタープライズを基盤とするエクスペリエンス企業としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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