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世界的な医療技術企業のPhilips社、 SAPの「Procurement Reimagined」で未来の要員管理について語る

(本リリースは、10月13日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

世界的な医療技術企業であるPhilips社と、世界的なMSP(マネージド・サービス・プロバイダー)であるRandstad Sourceright社のリーダー2社が、SAP SE(NYSE:SAP)が主催する新しいバーチャルイベント「Procurement Reimagined」の基調講演で、先が見えないこの時代にPhilips社が総合的な要員管理戦略によってどのように俊敏性を維持しているのかを発表しました。このイベントは、調達、サプライチェーン、外部人材管理のプロフェッショナル向けに開催されました。

Philips社で総合要員管理の責任者を務めるマーティン・トーマス(Martin Thomas)氏は、従業員、外部人材、サービスプロバイダーを包括的に把握することにより、人材全体を積極的かつ俊敏に管理することの価値について語りました。実際に、パンデミックが世界を襲った今年初頭において、Philips社では人材全体の可視化が2つの意味で不可欠でした。1つ目として、Philips社は全要員の身元、所在、立ち入りが許可される建物を把握することで、雇用形態にかかわらず全員の安全を確保することができました。2つ目として、Philips社はモニターと人工呼吸器の生産量を急速に増やし、要員を新たな手法で柔軟に配置することでこれらの重要な装置に対する需要の急増に対応しました。

トーマス氏は次のように述べています。「人々の生活をより良くすることを目指すPhilipsは、パンデミックの中で需要が増加したモニターと人工呼吸器の生産量をできるだけ増やす必要がありました。高度なスキルを持つ外部人材を可視化し、リソースを迅速に転換および再配置することでそれが可能になり、同時に要員の安全も確保することができました」

セッションの中で、トーマス氏は総合要員管理に対するPhilips社の「ゼロベース」アプローチについて説明しました。同社は、最優先で実行する必要がある作業を検証し、スキル、能力、場所、コスト、市場での雇用可能性に基づいてリソースを比較することで、作業を完了するために最適なリソースを的確な情報に基づいて決定することができました。このアプローチを実現するには、要員に関する膨大な数の選択肢を包括的に把握し、調達部門と人事(HR)部門の間で戦略的な調整を行う必要がありました。トーマス氏は、人材を獲得する人事チーム、サービス調達を管理する調達チーム、そしてMSPとして25を超える国に散らばったグローバルな外部人材を管理するRandstad Sourceright社の3方向の連携が成功に不可欠であったと述べています。

Randstad Sourceright社は、SAP Fieldglass®ソリューションを使用して、Philips社の大規模な外部人材を求人から請求と支払に至るまで管理しています。また、このMSPは、Philips社のリーダーが的確な情報に基づいて作業の完了方法を決定し、国によって異なる労働法規を遵守するためのインサイトを提供する詳細なレポートを作成します。最近はサービス調達も対象に加わったことで、多額のサービス契約を数多く結んでいるPhilips社の総合要員戦略は大きく前進しました。サービスプロバイダー契約の下で働く個人のスキル、資格/能力、安全上のニーズ、コンプライアンス要件を可視化することも、Philips社の総合要員戦略を成功させる上で同様に重要です。

Philips社のデジタル変革とSAP Fieldglassソリューションの導入は、成果を生み出しています。コストも大幅に削減されましたが、最も重要な成果は、この不安定な時代に俊敏性を獲得したことで作業を期限内に、最高の品質を維持しながら、妥当なコストで完了できるようになったことです。

以上

 

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