(本リリースは、11 月 19 日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE (NYSE:SAP) は、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス (DJSI) において、14 年連続でソフトウェア業界のリーダーに認定されたことを発表しました。パンデミック(英語)がもたらす数々の課題にもかかわらず、SAPは過去のスコアを上回り、同業他社を引き離しました。

SAP はスコア全体で 100 ポイント中 74 ポイントを獲得し(2019 年は 69 ポイント)、第 2 位の企業に 5 ポイントの差を付けました。2019 年と比較して、SAP は「情報セキュリティ/サイバーセキュリティおよびシステム可用性」、「人材の獲得および維持」、「環境レポート」など、20 カテゴリー中 15 カテゴリーでパーセンタイル値が改善しました。

このスコアは、信頼性が高くコンプライアンスに則ったクラウド戦略の促進、最も重要な資産としての従業員の評価、統合レポート機能の強化といった SAP の取り組みの表れです。今年は、ソフトウェア業界からの参加企業は合計 83 社に上り、昨年の倍になりました。また SAP は、基盤となる次の3つの側面すべてについて、スコアが向上しました。

  • ガバナンスと経済:65(2019 年:61)
  • 環境:87(2019 年:83)
  • 社会:81(2019 年:73)

SAP SE の CFO 兼エグゼクティブ・ボード・メンバーのルカ・ムチッチ (Luka Mucic) は次のように述べています。「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスでの SAP のランクを誇りに思います。SAP には、ソフトウェア業界のサステナビリティリーダーとしての特別な責任があるのだと改めて感じました。お客様との連携をさらに強化し、お客様のサステナビリティ変革を支援するソリューションを提供して、インクルーシブで再生力のある経済を構築していきます」

投資顧問会社の RobecoSAM(ロベコサム)社が 1999 年に開発した DJSI は、世界中で最も長期間にわたって使用されているグローバルなサステナビリティ指標です。SAPは、DJSIの発足当初から選出され続けています。SAM コーポレートサステナビリティ評価  (CSA) に基づいて、DJSI は企業の経済的、環境的、社会的パフォーマンスを分析します。産業分類ベンチマーク (ICB) に従って定義された 60 種の各業界について、一般的なサステナビリティ基準から業界固有のサステナビリティ基準まで、さまざまな基準が考慮されます。

2020 年には、SAP の強固な ESG(環境、社会、ガバナンス)パフォーマンスは、他の ESG レーティングによっても認められました。SAP は、FTSE4 Good Index SeriesおよびEuronext Vigeo Eiris の指標(Europe 120 および Eurozone 120)の構成銘柄に選定され続けています。MSCI 社(旧称 Morgan Stanley Capital International(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)社)からも、SAP は最高の「AAA」レーティングで ESG リーダーに認定されました。さらに SAP は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の「最も持続可能な経営をしている企業 100 社」に初めて選出されました。

SAP は、自社のビジネスのためだけでなく、お客様の成功のためにも ESG パフォーマンスの重要性の高まりを認識しており、これを重点領域として、包括的な運営とレポートを推進しています。Climate 21 やその他のプログラム(循環型経済にフォーカスしたものなど)を通じて、SAP はお客様が自社のサステナビリティパフォーマンスを高めるのに役立つサービスを提供しています。SAP の統合レポート(英語)には、「企業は経済面、社会面、環境面の影響を結び付ける新しい会計実務によって自社のビジネスの成功をより包括的に測定できる」という SAP の信念が反映されています。SAP は、バリュー・バランシング・アライアンス (VBA) などの国際的な取り組みや、地域の取り組み(企業のインパクトを測定するさまざまな基準の標準化を目的としてドイツ政府が出資しているプロジェクト QuartaVista など)にも参加しています。

以上

 

SAP について
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