SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、大手スポーツ用品メーカーの株式会社デサント(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:小関 秀一、以下 デサント)が、SAPの次世代クラウドERPである「SAP S/4HANA® Cloud」(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP(ライズ・ウィズ・エスエーピー)」と、業界専用アプリケーションである、アパレル製造卸業向けの「SAP S/4HANA® for fashion and vertical business」、小売業向けの「SAP S/4HANA® Retail for merchandise management」を採用したと発表しました。
デサントは、「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」を企業理念に掲げ、スポーツ本来の「体を動かす楽しさ」、「競い合う楽しさ」を提供することで一人一人のいきいきとしたライフスタイルの創造に貢献することを目指している企業です。
同社は、2021年に発表した中期経営計画「D-Summit 2023(ディーサミット 2023)」において、「日本事業の収益改善」の達成に向け、「DTC(Direct To Consumer)事業の強化を主とする商品企画及び流通改革」、「収益性向上を測る経営指標明確化」、「基幹システムの刷新」、「Pay for performanceの考えに基づく新人事制度への転換」の4つの戦略を柱とする取り組みを行い、DTC事業強化に向けた構造改革を実施します。
その中で「基幹システムの刷新」に関しては、消費者の動向にスピーディーに対応するため、ブランド・商流・グループ企業間を横断した経営判断のスピードと精度向上、業務プロセスの標準化と自動化によるコスト削減と生産性の向上を実現できる仕組みを必要としており、アパレル製造卸業界・小売業界で実績の豊富なSAP S/4HANA® Cloud, private editionの採用を決定しました。
SAP S/4HANA Cloud, private editionの採用により、卸、小売、ECビジネスの情報を一元管理し、リアルタイムに可視化することで目まぐるしく変わる市場環境に迅速に対応し、消費者ニーズに応えるモノづくりの実践及び生産量コントロールによる返品・値引きの抑制、在庫・販管費のさらなる削減を実現することで、経営基盤の強化を目指します。
クラウドオファリング「RISE with SAP」には、クラウドERPのSAP S/4HANA Cloudを中核としSAP HANA®データベースを基盤とするビジネス・テクノロジー・プラットフォームをはじめ、日本企業をインテリジェントエンタープライズへと導くための様々なソフトウェアとサービスが含まれています。
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SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPはエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支え、そのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中できる企業のあり方である「インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援しています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )
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