SAP Japan プレスルーム

SAPジャパン、「SAP® SuccessFactors® Opportunity Marketplace」を発表、社内の人材の流動性向上とスキルアップ促進により企業の事業継続性確保を支援

SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、個々の従業員に対して最適化されたキャリア機会の自動提案を行うことで、従業員の自律的な成長と組織の俊敏性向上を促進する新たなソリューションとして、SAP® SuccessFactors® Opportunity Marketplace(エスエーピー・サクセスファクターズ・オポチュニティー・マーケットプレイス)を発表しました。このソリューションは、従来型のスキルベースのマッチングに加えて、個人の興味やワークスタイル、経験を考慮したメンター制度、学習や交流の機会、短期・単発のジョブ、フェローシップなどを提示します。本ソリューションは、本年11月下旬の提供開始の予定です。

Deloitte社によると、リーダーの45%が、業務改革の実現に向けて最も重要なことは、成長と適応性、回復力を賞賛する企業文化を醸成することだと考えています。一方で、Qualtrics社の最近の調査では、求職者が職を選ぶ際に重視する項目のトップ3に、自分にとって有意義な仕事であることが挙げられています。

SAP SuccessFactors Opportunity Marketplaceは従業員が、自身の価値観や情熱、関心に合致しつつ、事業の戦略的ニーズも満たすことができる社内の機会を、容易に見つけ出して参加することを可能にします。また同時に、リーダーにとっては部下やチームの強み、能力を可視化し把握するだけでなく、部門を横断するプロジェクトやアジャイル型のタスクフォースに最適なメンバーを集めるためのツールになります。定着率とエンゲージメントが向上し、適応力が強化されることで、従業員と企業が共に変化への対応力を獲得し成長し続けられることは、従業員と組織の双方にとって莫大なメリットとなります。

企業は未来に備えて、従業員の学習やスキルアップ、社内の人材の流動性に対する手法を、データに基づくものに見直し、個人のニーズを中心に据える必要があります。SAP SuccessFactors Opportunity Marketplaceにより、企業はスキルから向上心まで従業員一人一人の多様な個性を尊重し後押しすることで、彼らの強みを伸ばし、チームを動的に編成し、職場でのヒューマンエクスペリエンスを変革することができます。

機械学習を利用して、従業員固有の全体像(ホールセルフ)を仕事に反映

SAP SuccessFactors Opportunity Marketplaceの基盤となるのは、SAP® SuccessFactors® Human Experience Management (HXM) Suite全般に組み込まれた集中型フレームワークであるCenter of Capabilitiesです。Center of Capabilitiesでは、従業員一人一人のスキル、能力、強み、行動特性、専門知識に加えて、モチベーション、ワークスタイル、目標、関心事などの情報から、機械学習機能によりその人の全体像(ホールセルフ)を見える化します。その人の全体像(ホールセルフ)が、SAP® SuccessFactors®の各モジュールから経時的、継続的に形成、更新されることで、各従業員のキャリアアップや成長に関する希望、関心、目標をリアルタイムに反映した助言や機会提案をSAP SuccessFactors Opportunity Marketplaceで行うことができます。

 

本機能に関する詳しい情報は、2021年11月25日開催のイベント「SAP HR Connect 2021 Autumn」にてデモンストレーションを交えてご紹介いたします。

 

以上

 

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPはエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支え、そのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中できる企業のあり方である「インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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