(本リリースは、10月26日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)
SAP SE (NYSE:SAP)は、SAP® Sales CloudソリューションとMicrosoft Teamsの統合がすべてのお客様に利用可能になったことを発表しました。
今日、もはや「リモート営業」は例外的なものではなく、通常の営業手法になりました。世界中の営業担当者がMicrosoft Teamsを使用して顧客と連絡を取り、営業活動を行っています。SAP® Sales CloudとMicrosoft Teamsを統合することにより、営業担当者はMicrosoft Teams内から直接、顧客情報や営業情報にアクセスできるようになります。顧客とのミーティング中に、Microsoft Teams環境を離れずにリアルタイムで営業記録を更新することもできます。
SAP® Customer Experienceのマーケティングおよびソリューション最高責任者を務めるサミール・パテル(Sameer Patel)は次のように述べています。「従来のセールスオートメーションソリューションは、事務作業に重点を置いた記録管理ツールにすぎません。こうしたツールは逆に、営業担当者が価値の高い活動に集中するのを妨げることがあります。SAP Sales Cloudは、複雑さを解消し、営業担当者のニーズの変化に適応して、顧客対応や商談成立に集中できるようにする点で、従来のツールとは一線を画します。Microsoft Teamsとの統合は、営業担当者のセールスエンゲージメントと業績向上を支援するSAPの取り組みを示す優れた例です」
Microsoft Teams担当ゼネラルマネージャーを務めるニコール・ハスコウィッツ(Nicole Herskowitz)氏は次のように述べています。「Microsoft Teamsは今日のハイブリッドなビジネス環境で、営業担当者が人々とつながり、共同作業をして、ワークフローを円滑化する新しい方法を提供します。SAPのようなパートナーがTeamsアプリとネイティブ統合機能を開発して、チームの生産性と顧客満足度の向上を支援するコラボレーティブなソリューションを実現することは、両社のお客様にとって有益であり、大変すばらしいことです」
トルコの大手事業持株会社の1つであるEczacıbaşı Building Products社で情報テクノロジー担当マネージャーを務めるガムゼ・センカル(Gamze Senkal)氏は次のように述べています。「営業プロセスでの摩擦をなくすこと、事務作業を削減すること、そして、いつどこにいても顧客や商談に集中できるよう支援する適切なセールスソリューションを営業担当者に提供することが、かつてないほど重要になっています。SAP Sales CloudとMicrosoft Teamsの統合により、営業担当者は、Microsoft Teamsから最新の顧客情報にワンクリックでアクセスし、Microsoft Teamsを離れることなく営業記録をリアルタイムで更新できます。また、SAP Sales Cloudのおかげで、同じデータや記録を何度も入力する手間を省くことができるため、営業担当者は顧客や付加価値の高い業務に集中できます」
以上
SAPについて
SAPの戦略は、あらゆる企業がサステナブル・インテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。世界中の商取引売上の87%は何らかのSAP®システムを経由しており、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com )