Nippon Gases Europe社:RISE with SAPを利用した統一性のある統合

(本リリースは、2月25日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は、Nippon Gases Europe社がRISE with SAPソリューションを活用して、ヨーロッパにおける同社ERPランドスケープの段階的な強化を図っていると発表しました。

Nippon Gases Europe社は複数のERPシステムを統合し、SAP S/4HANA®を運用する複数の子会社を横断する包括的なデジタルトランスフォーメーションを推進しています。このERP統合の主な目的は、ビジネスプロセスの加速、コラボレーションの強化、イノベーションの実現です。

日本酸素ホールディングス株式会社の傘下にあるNippon Gases Europe社は、ヨーロッパで最大手の産業および医療用ガス会社の1社です。3,000人以上の従業員を抱え、150,000社以上の顧客に対してガスをベースとするソリューションを提供しており、その業種は金属生産および冶金、化学、エレクトロニクス、食品飲料に及びます。同社のソリューションは医療および製薬業界にも不可欠なものであり、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチンの輸送と保管に必要な低温管理を可能としているのは、同社の液体窒素とドライアイスのおかげです。これらのソリューションは前例のないCOVID-19危機により生み出されたものですが、今や世界中のあらゆる公共団体や民間企業にとって不可欠な存在となりました。

Nippon Gases社はヨーロッパの13カ国、100を超える生産拠点で事業を展開しています。これらの拠点では、過去に別々のERPソリューションが稼動していたため、メンテナンス、アップデート、改修にかなりの労力が求められました。個々のグループ事業部間の円滑なデータ交換を維持するため、大量のインターフェースを最新状態に保つ必要がありました。そのため、2020年に同社は、SAP S/4HANAをベースとする統合ERP戦略を確立するための長期プロジェクトを北ヨーロッパで立ち上げました。2021年10月に、最初の拠点がイギリスで本稼動を開始しました。2022年からは、さらに6カ国がこれに続く予定です。

SAP S/4HANAをベースに標準化された新たなERPプロセスによって、Nippon Gases社のプロセスの高速化と透明化が確実に進んでいます。その結果、ガス供給を追跡する際の俯瞰性が改善され、コンプライアンス要件を簡単に満たせるようになります。同時に、IT部門の管理対象となるERPシステムが1つだけになり、管理タスクに費やされる時間が減るので、コスト削減につながります。

Nippon Gases Europe社の最高情報責任者、セサル・カジェッホ(Cesar Callejo)氏は次のように述べています。「RISE with SAPで業務効率が大幅に向上したため、将来の問題に取り組めるようになりました。新しいSAP S/4HANAスイートの標準化を活用すれば、能力を最適化して、弊社の継続的なデジタルトランスフォーメーション戦略の一環として、他のイノベーションイニシアチブにも集中できます」。同社はプロジェクトの開始時から、RISE with SAPソリューションの数々のソフトウェアコンポーネントを利用してきました。

Nippon Gases Europe社のヨーロッパSAP ITマネージャー、イェンス・ビッヒマン(Jens Wiechmann)氏は次のように述べています。「これで大きなゆとりができました。コアERPシステムから離れていても、さまざまな新しいことにトライできるのです。例えば、SAP® Ariba®ソリューションを活用して調達プロセスを最適化したり、ロボティックプロセスオートメーションを利用してビジネスプロセスをインテリジェントに自動化したりできます」

以上

 

Nippon Gasesについて
Nippon Gasesは、ヨーロッパで最大手の産業および医療用ガス会社の1つであり、100年を超える歴史を有する日本酸素ホールディングス株式会社の傘下にあります。日本酸素ホールディングスも日本、東南アジア、オーストラリア、米国、カナダで大きな存在感を放っており、19,000人以上の従業員が世界31カ国で事業遂行に携わっています。ヨーロッパ最大手企業の1つにふさわしく、Nippon Gasesは現在13カ国で事業活動を行い、女性が27%を占める全部で3,000人以上の従業員が、150,000社を超える顧客にサービスを提供しています。リスクの高い要素や行動を監視し、定められた安全原則を全従業員が遵守することによって、弊社の第一優先事項である安全が絶えず改善されています。Nippon Gasesは、お客様、従業員、関係各社、さらには事業活動の拠点を置いている地域社会の皆様に、環境保護とサステナビリティに真摯に取り組む姿勢を明確に示していく所存です。私たちは全員が「The Gas Professionals」の自覚を持ち、「ガスで未来を拓く」という同じ目標に向かって進んでいきます。

 

SAPについて
SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com

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