PwCコンサルティングとSAPジャパンが、ヤマハ発動機のDX戦略の一環として、 SAP S/4HANA®を用いたグローバル標準業務・システム導入による経営基盤改革を支援

プレスリリース

PwCコンサルティング合同会社(本社:東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹伸明、以下PwCコンサルティング)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木洋史、以下SAPジャパン)は、ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、代表取締役社長:日髙祥博、以下 ヤマハ発動機)のDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略の第一段階として、本社を含む国内3社においてSAPの最新ERPであるSAP S/4HANA®を用いたグローバル標準業務・システムを2023年1月に稼働させ、先に稼働している経営ダッシュボードと合わせて、これらを活用した経営基盤改革が進展していることを発表しました。

ヤマハ発動機は、DX戦略を支える経営基盤として2019年にグローバル・デファクト・スタンダードであるSAP S/4HANA®を採用し、グローバルにおける業務の標準化・効率化、およびデータドリブン経営を実現するデジタル改革に取り組んできました。本社を含む国内3社で稼働したSAP S/4HANA®の導入に際しては、グローバル標準機能に業務をフィットさせるアプローチであるFit to Standard手法を活用しアドオンを極小化することで、これまで事業部別に構築されたレガシーシステム群を刷新し、安定したシステム稼働を実現しました。

PwCコンサルティングは、国内におけるSAP S/4HANA®の導入支援に加えて、これまでのグローバルERP導入で得た豊富な経験と確立された方法論を活用したグローバルテンプレート構築と、テンプレートを用いた本社を含む国内3社への導入を支援しました。グローバルテンプレートでは、迅速な経営判断・意思決定に資する経営基盤として、販売・物流・購買・生産・会計の5種類の業務領域で、日本・北米・欧州・アジアの4地域を跨る140以上の拠点の経営情報・オペレーション情報を一元化・可視化する標準業務・システムを構築しました。また、財務報告に係る内部統制などの会計領域の深い知見を有する、PwCあらた有限責任監査法人と連携して業務標準化の支援をしてきました。さらに、PwCグローバルネットワークを活用した各国のPwCとの連携により、グローバルでの業務標準化とシステムの導入を支援しています。

ヤマハ発動機では、今回構築された経営基盤の上に、「デジタルマーケティング、コネクテッド商材の積極展開、顧客中心ビジネスへの変革」(今を強くする)、「デジタル技術を専門とするR&D体制、社会・お客様と共創するプロセスの構築」(未来を創る)を積み上げ、2030年の長期ビジョン「ART for Human Possibilities~人はもっと幸せになれる~」の実現を目指しています。

以上

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