(本リリースは、5月31日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAPは、10年連続で、2023年ガートナー社の倉庫管理システム向けマジック・クアドラントのリーダーに選出されました。SAPは、実行力とビジョンの完全性に基づき、リーダーズ・クアドラントに位置づけられました。

SAP® Extended Warehouse Management(SAP® EWM)は、ロジスティクスやフルフィルメントプロセスと組み合わせて、堅牢な自動化技術や最適化技術を活用します。SAP EWMは、様々な規模や業種の企業に対して、マルチチャネルのフルフィルメントと配送、在庫管理とコントロール、クロスドッキング、製造実行への統合、労働管理、課金など、倉庫と配送管理のあらゆる側面をカバーしています。SAPは、グローバルなインストールベースからのフィードバックと市場分析に基づき、SAP EWMを継続的に強化しています。

SAP EWMはSAP® Warehouse Roboticsと組み合わせることで、素早く複数のベンダーのロボットの導入を可能として、倉庫業務の自動化や最適な意思決定および効率的なタスクオーケストレーションの支援を行います。また、SAP Warehouse Insightsとの組み合わせでは、倉庫業務の可視化、分析、シミュレーション、最適化を支援します。さらに、SAP Transportation ManagementとSAP Business Network for Logisticsとの組み合わせでは、企業が物流パートナーと連携した、物流業務全体に渡るエンドツーエンドの可視性と洞察を得る為のプラットフォームとして機能します。

グローバルなSAPパートナーネットワークには、システムインテグレーター、ビジネスコンサルタント、テクノロジープロバイダーが含まれ、これらがSAP EWMがお客様の倉庫業務管理を支援する方法の幅と深さを広げています。私たちは、お客様が世界のどこにいても、その業務をサポートするエコシステムにアクセスできるよう、パートナーネットワークを戦略的に拡大し続けています。

SAPのDigital Logistics and Manufacturing Solutionsのグローバルヘッドであるティル・デンゲル(Till Dengel)は次のように述べています。「当社のWMSソリューションが再びリーダーとして評価されたことを嬉しく思います。この評価は、20を超える業界と世界のあらゆる地域で倉庫業務を管理する当社の多くの顧客ベースが、当社に信頼を寄せていることの証しです。また、当社のイノベーション能力とロードマップをさらに検証するものです」

Fonterra Co-operative Group Limited の物流・流通担当ゼネラルマネジャーである Brent Fiecken 氏は、次のように述べています。「当社のすべての事業を 1 つの中央施設に集約することで、新たに統合したビジネスモデルを反映したオペレーティングシステム、プラットフォーム、プロセスの効率化が必要だと考えていました。SAP Extended Warehouse Managementの導入は、ボイスピッキングソリューションやRFスキャナーなど、すべてのテクノロジーを統合する上で重要な役割を果たしました。そのおかげで、現在のような効率的な運用が可能になりました。商品構成、流通経路、市場投入経路に多くのバリエーションがあるため、それらをすべて活用し、成果を上げることができるソリューションが必要でした。SAP EWMは、その効率化を促進し、私たちの全体的な顧客ベースを増加させるのに役立ちました」

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