女性デジタル人材の育成から就労までを一気通貫で支援し、 キャリアを主体的に形成できる包括的プラットフォーム構築へ 「でじたる女子プロジェクト」運営のMAIAがSAP® SuccessFactors®を採用

プレスリリース

株式会社MAIA(本社:東京都港区、代表取締役:月田 有香、以下「MAIA」)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)は、女性が自立するための精神的・経済的支援やデジタルリスキリング教育、多様な働き方の推進と就労支援などを通じて、女性の所得向上による日本経済の活性化を目指す取り組み「でじたる女子プロジェクト」などに参画する女性会員を育成・支援する基盤を刷新。育成から就労まで一気通貫した支援を実現し、会員が主体的にキャリアを形成できる『MAIA キャリアサポートプラットフォーム』を新たに構築し、その基盤としてSAP® SuccessFactors®を採用したことを発表します。

 

MAIAが目指す姿と抱えていた課題

「Co-Create the Future 誰もが個として自立し、自由に自分らしく生き、共創できる社会を創造する」をミッションとして掲げるMAIAは、「でじたる女子プロジェクト」などを通じて行ってきたデジタル人材としての女性の育成や就労支援、キャリア支援の仕組みを「インパクト・ハイアリング&ソーシング(*1)」として定着させることで、社会の発展や経済の活性化を目指しています。

『MAIA キャリアサポートプラットフォーム』は、現在同社が手がける女性の活躍を支援するさまざまなプロジェクトを集約した新たなプラットフォームとなります。育成から就労まで一気通貫した支援を実現し、会員がキャリアを主体的に形成できる仕組みを整備することが、このプラットフォームの必要条件として求められていました。

しかし、会員の多様なキャリアの志向やスキルの成長速度に対して、同社がこれまで利用していたデータベースでは理想とするリアルタイムの情報同期が難しく、登録情報の信頼性や正確性における課題から、会員の教育と就労のプロセスに遅れが生じていました。また、現状は会員個人に委ねられているキャリアステップの構築に関しても、迷いや不安を一人で抱えることがないよう支援を強化する必要性を感じており、人材の育成と定着の改善を図るため、まったく新しいシステムの採用を検討していました。

同社はこれらの課題を解決して新たに『MAIA キャリアサポートプラットフォーム』を構築し、会員への長期的な支援を実現するため、タレントマネジメントだけでなく、学習管理や採用管理などにおいて段階的に機能を拡充しながら利用することができ、これら全てを一元管理可能なSAP SuccessFactorsの採用を決定しました。

 

SAP SuccessFactorsを採用して構築する『MAIA キャリアサポートプラットフォーム』

同社の『MAIA キャリアサポートプラットフォーム』は、SAP SuccessFactorsを採用することで、応募した会員の情報に加え、学習履歴や評価、資格獲得などのデータを追跡できるようになり、常に最新の状態で一元管理することが可能となります。また、キャリア目標に対する進捗管理や案件への応募、合否管理など、SAP SuccessFactorsの幅広い機能を活用し、会員のキャリア形成における全面的なサポートを実現します。

 

MAIA キャリアサポートプラットフォーム』で利用可能となる機能の特徴

マイページ管理 セルフサービスによる登録情報の更新、キャリアプランニング
会員情報の一元管理 資格やスキルなど、200以上の項目を網羅
学習履歴や評価情報の管理 教育カリキュラムの受講履歴や評価情報を集約
キャリアカウンセリングの情報管理 カウンセラーによるカウンセリング情報を記録
案件への応募と合否管理 募集要項の確認から応募、面接のステップまで一本化
多面的評価 案件における企業やメンバーからの評価を集約
キャリア目標に対する進捗管理 目標とするキャリアに向けた道のりを可視化

 

同社は今後さらに、自治体と連携して行われる「でじたる女子プロジェクト」において、SAP SuccessFactors上に蓄積された情報をもとに、自治体のデジタル人材育成政策の進捗や影響を分析し、市民への浸透率などを向上させるための施策に活かすことを目指しています。会員情報、学歴、資格、報酬やスキル、定義した自立指数などの情報をSAP SuccessFactorsに組み込まれたAIを活用し、会員と企業のマッチングの効率化や最適化を実現する取り組みを進めていく方針です。多様な働き方を求める人材情報を一元管理し、そのキャリア形成のサポートにSAP SuccessFactorsを利用し、さらに自治体と連携しながら企業とのマッチングまで視野に入れた活用はSAPジャパン株式会社としてもユニークな試みとなります。

なお、システム導入は、SAP SuccessFactorsの国内導入実績を多く有している株式会社オデッセイ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋葉 尊、以下オデッセイ)が担当しました。

『MAIA キャリアサポートプラットフォーム』の運用開始は、2023年7月24日(月)を予定しています。

この取り組みにより、MAIAは会員が自らのキャリアを積極的に形成し、新しい未来の可能性へ挑戦するための支援をより一層強化していきます。そして、多様で安定的な働き方を会員が自ら選べる世界を創出することで、女性の働き方の壁になっている従来の就労プロセスの変革推進を目指します。

*1           インパクト・ハイアリング&ソーシング…旧来の採用方法では見落とされてしまい、就労に至ることのできなかった人材の潜在的な力を引き出し、雇用機会を生み出す活動

 

以上

株式会社MAIAについて
MAIAは「Co-Create the Future 誰もが個として自立し、自由に自分らしく生き、共創できる社会を創造する」をミッションとして掲げ、女性活躍×地域×ITをかけあわせた事業を展開しています。「でじたる女子プロジェクト」をはじめとするさまざまなリスキリング・就労支援事業を展開。女性のITスキル向上を支援し、スキルを習得した方々の活躍を後押しすることを通じて国や地方自治体、企業のDXを推進しています。

【本社所在地】東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー16F
【設立】2017年11月
【代表者】代表取締役社長 月田 有香
【資本金】2,330万円
【ホームページ】https://www.maia.co.jp/
【事業内容】女性のデジタル人材の育成、新しい働き方の支援

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )

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