SAP は、2023 年第 2 四半期の The Forrester Wave™: Master Data Management でリーダーに選ばれました。これは、世界有数のリサーチ & アドバイザリー企業である Forrester Research 社が 13 のベンダーを調査、分析、採点した結果によるものです。
同レポートでは、SAP Master Data Governance の分析結果に基づき、SAP Master Data Governance について、「ガバナンスが効き、コンプライアンスに準拠した成熟したマルチドメイン MDMである」と評しています。さらに、大規模な顧客基盤と「自社製品とパートナーによるエコシステムが強みであり、この強みを活かして優れた顧客サービスを提供し、導入件数を増やしている」と解説しています。Forrester Research 社が使用した 24 の採点基準は、「現在のオファリング」、「戦略」、「市場プレゼンス」の 3 つのカテゴリーにわたります。
同レポートは、SAP の「さまざまな業界における長年のプレゼンスが、複数のビジネステンプレートを提供することを可能にしている」とし、SAP Master Data Governance が「自動化された検証によって、業界を超えた複数のコンプライアンス基準をサポートしている」と述べています。
さらに Forrester レポートは、「SAP には、マスターデータガバナンスを統合するという明確なビジョンがあり、それに基づいて、モジュラー方式を実現し、階層型かつ展開ベースの柔軟な価格体系が用意されている」と説明しています。
SAP Master Data Governance のバイスプレジデント兼チーフプロダクトオーナーであるマルクス・クッペ (Markus Kuppe) は次のように述べています。「マスターデータがビジネスの文脈でどのように使用されるかを理解しているからこそ、私たちは単なるマスターデータ管理ツールのプロバイダーよりもはるかに多くの価値をお客様に提供できるのです。SAP は、この理解を活かしてお客様に利益をもたらしています。SAP のプラットフォームを単なる『テクノロジープラットフォーム』ではなく、『ビジネステクノロジープラットフォーム』と呼んでいるのはそのためです。SAP は、あらゆるドメイン、あらゆる業界、あらゆるアプローチを真にサポートするマスターデータ管理機能を業務に組み込む形で提供します。私たちは SAP Master Data Governance でこのことを証明しました。今後も、この SAP 独自の約束を果たし続けます」
SAP Business Technology Platform (SAP BTP) の一部である SAP Master Data Governance を活用することにより、企業は、業務の効率化、より精度の高い意思決定をサポートする信頼できる統一された単一ビューを確立することができます。このアプリケーションは、オンプレミスだけでなく、プライベートクラウドやパブリッククラウドでも利用可能で、部門の連携、ガバナンスの一元化、データ品質管理をサポートします。お客様は、すべてのマスターデータドメインにわたって一貫性のある調和のとれたマスターデータ管理戦略を立てることができ、エンタープライズデータ管理のシンプル化、データ精度の向上、TCO（総所有コスト）の削減を図ることができます。
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マイク・ケイレン (Mike Keilen) は SAP のデータ管理・統合担当グローバルバイスプレジデントです。