SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、ENEOS株式会社(以下 ENEOS)が経営改革を支えるシステム基盤として、SAPのクラウドERPである「SAP S/4HANA® Cloud」(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)を中核とするクラウドオファリング「RISE with SAP」(ライズ・ウィズ・エスエーピー)を採用したと発表しました。
エネルギー事業の大手ENEOSは、「ENEOSグループは、『エネルギー・素材の安定供給』と『カーボンニュートラル社会の実現』との両立に向け挑戦します。」という長期ビジョンの達成に向けて、「確かな収益の礎の確立」「エネルギートランジション実現への取り組み加速」「経営基盤の強化」を方針に掲げています。また、ENEOSデジタル戦略においては、「【ENEOS-DX Core】基盤事業の徹底的な最適化」「【ENEOS-DX Next】成長事業の創出と収益拡大」「【カーボンニュートラルに向けたDX】エネルギートランジション実現の加速」を具体的なテーマとし、その原動力たるデジタル人材育成、データ活用、ITガバナンス、共創機会の強化に取り組んでいます。
同社はSAP S/4HANA®を利用してきましたが、このたび上記に掲げたENEOSデジタル戦略の実現に向けて、環境変化に対応できるシステム基盤として、SAP S/4HANA Cloudを中核とするRISE with SAPへの移行を選択しました。
SAPは、クラウド型ERPであるSAP S/4HANA Cloudサービスの提供のみならず、Customer Value Journey(CVJ)モデルに基づくCustomer Engagementを提供することにより、ENEOSが掲げる長期ビジョンの実現を継続的に支援していきます。
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SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )