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PureTech Scientific社、クラウド移行により市場ポジション強化を目指す

Chemistry teacher doing experiment with students --- Image by © Peter Muller/Corbis

(本リリースは、5月15日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は本日、スキンケアから洗浄・消毒まで幅広い用途のグリコール酸製品を製造する世界的大手企業であるPureTech Scientific LLCが、自社のさらなる成長の基盤として、SAP S/4HANA® Cloud Public Editionを導入し、その稼動がスタートしたことを発表しました。

2023年に同社を買収した未公開株式投資会社であるIron Path Capital社は、PureTech Scientific社の大幅な成長を期待しています。PureTech Scientific社の最初のDXマイルストーンは、混乱を最小限に抑えつつ、従業員、顧客およびベンダーを完全にクラウドに移行できる統一されたテクノロジープラットフォームを構築することでした。導入は14週間で完了し、すでに運用の可視性が改善され、トランザクションも、よりタイムリーかつ適切に処理されるようになりました。

PureTech Scientific社のCEO、ジェームズ・カニッキー(James Kanicky)氏は次のように述べています。「SAP S/4HANA Cloud Public Editionの導入で実現するリアルタイムのインサイトと自動化により、当社のオペレーションが効率化されるとともに、顧客に対してサービスをより迅速かつ正確に提供できるようになると考えています。これはまだ始まりにすぎません。私たちは、パーソナルケアおよびヘルスケア市場におけるグリコール酸の成長とイノベーションを推進し続ける中で、今後生まれてくる機会に大いに期待しています」

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北米唯一のグリコール酸メーカーであるPureTech Scientific社は、同社のERP全体をクラウドに移行することで、日々の製造をリアルタイムで把握するとともに、バーコーディング機能を導入し自動化しました。PureTech Scientific社は、SAP上の入庫/出庫トランザクションをモバイルデバイスから自動で実行できるようになり、レポート作成に必要な時間も短縮しました。

Iron Path Capital社のエグゼクティブアドバイザー兼PureTech社のボードメンバーであるジェームズ・スミス(James Smith)氏は次のように述べています。「SAP S/4HANA Cloud Public Editionは、企業のスケーラビリティ、セキュリティ、およびコンプライアンスを強化する最高水準の基盤です。14週間の導入期間を経て、当社は、リアルタイムのビジネスアナリティクス機能を獲得し、業界ベストプラクティスによるFit to Standardワークフローを実装することが可能になりました。デジタル製造クラウド、バーコーディング、およびセールスクラウド機能を利用できるようになれば、手作業によるトランザクションがなくなり、製造記録と材料移動が自動化されるとともに、モバイルでのデータ収集が可能になり、生産性と顧客満足度が向上されるだろうと期待しています」

グリコール酸は、工業製品からライフサイエンスまで、さまざまな産業で中核的な薬剤として使われています。PureTech Scientific社は、同市場が今後5年間にCAGRで10%成長すると予測しています。SAP S/4HANA Cloud Public Editionは、PureTech Scientific社の成長に向けたビジョンをサポートするために選ばれました。スケーラビリティと統合が最重要課題とされる中で、SAP S/4HANA Cloud Public Editionは、PureTech Scientific社が新規市場での成長機会を追求し、新規および既存の顧客に向けて新しい機能を導入することを可能にします。

SAP North Americaのプレジデントであるロイド・アダムス(Lloyd Adams)は次のように述べています。「PureTech Scientific社は、この1年の間に、重大な変革を進めてきました。同社はERPシステムを刷新し、クラウドに移行しました。そうすることで、データ主導のスピーディーな意思決定が可能となり、同社の能力が強化され、重点市場でのマーケットシェアが高まることになるでしょう」

以上

 

 

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この文書には、将来の事象に関する予測、見通し、その他の将来予想についての記述が含まれています。これらの記述は現在の期待値、予測、仮定に基づいており、実際の結果や成果が予想と大きく異なる可能性があるリスクや不確実性を伴います。これらのリスクや不確実性に関する詳細情報は、証券取引委員会(SEC)に提出された資料に記載されています。特に、SAPの2023年度の年次報告書(様式20-F)のリスク要因セクションに詳細が記されています。

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