(本記事は、7月29日本社で掲載されたものです)
SAP では、企業が現在直面している課題に対応し、現実に価値を実感でき、進化したクラウド ERP ソリューションをお客様に提供できるよう懸命に取り組んでいます。この度、私たちの努力が高く評価され、ワールドクラスの ERP ソリューションにおけるリーダーとして、再選出されました。
これはIDC の分析とお客様からのフィードバックに基づき、SAP は、IDC MarketScape: ワールドワイド SaaS およびクラウド対応中堅企業向け ERP アプリケーション部門(Worldwide SaaS and Cloud-Enabled Medium-Sized Business ERP Applications ) 2024 年ベンダーアセスメントで、リーダーに認定されたものです。*
*出典:「IDC MarketScape: Worldwide SaaS and Cloud-Enabled Medium-Sized Business ERP Applications 2024 Vendor Assessment」IDC 文書番号 US50655223、2024 年 6 月
この認定は、お客様のビジネスプロセスと意思決定能力を強化するエンド・ツー・エンドの統合型スイートを提供するという SAP のコミットメントが評価された結果です。
さらに SAP のリーダーとしてのポジション確立に貢献している SAP S/4HANA の特徴的な強みを、以下にてご紹介します。
- 包括的なスイート:50 年以上にわたり、多くの企業が SAP ソリューションを利用して、財務、調達・購買、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンス向けのビジネスクリティカルな業務を統合し、ビジネスの成長を実現してきました。SAP S/4HANA Public Cloud 向け GROW with SAP オファリングは、ソリューション、業種別ベストプラクティス、社内導入促進サービス、コミュニティ、ラーニングの組み合わせにより、中堅・中小規模のお客様がクラウド ERP に速やかに移行して、日常業務をシンプルにし、事業を拡大し、成功を確保できるように設計されています。
- AI とアナリティクスの活用:SAP S/4HANA には、「デジタルアシスタント、AI 対応ビジネスプロセス、予測分析を含むビルドイン AI」が搭載され、お客様企業全体の意思決定の合理化と強化を支援します。
- 業種別ソリューション:SAP S/4HANA は、SAP Customer Experience、SAP Ariba、SAP SuccessFactors ソリューションといった専門性の高いオファリングを含め、「業界固有の業務ビジネスプロセス機能」および「エンド・ツー・エンドの次世代型ビジネスプロセスサポート」を提供します。
- グローバルなアクセシビリティ:SAPのERPシステムであるSAP S/4HANA Cloudは、26の業界をカバーし、グローバル化を実現し、パートナーエコシステムを備え、1つのセマンティックモデルと1つのユーザーエクスペリエンスに基づいてサービスを提供しています。
- サステナビリティの統合:SAP S/4HANA は、サステナビリティに特化したソリューションのポートフォリオを通じて、「排出量ゼロ、廃棄物ゼロ、不平等ゼロ、レポーティングなどの主要な側面全体にわたり、サステナビリティへの取り組みを支援します。お客様は、財務会計システムを反映して炭素台帳を作成する炭素会計システムに代表されるように、サステナビリティがビジネスプロセスに統合されることで、意味のあるビジネスインパクト見出すことができます。
将来的には、生成 AI や機械学習機能を SAP ソリューションに統合する可能性を探り、利便性や機能性をさらに向上させたいと考えています。
市場環境が絶えず変化する中で、SAP は、あらゆる規模の企業がその変化に対応するだけでなく、積極的に未来を切り開くことができるよう支援するために、クラウド ERP ソリューションをリードし続けることをお約束します。
ジャスティン・ラウディス (Justin Raudys) は GROW with SAP のコンテンツリーダーです。