SAP Japan プレスルーム

総合化学メーカのUBEが、RISE with SAPを導入し本稼働開始

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SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、大手総合化学メーカーであるUBE株式会社(社長:泉原 雅人、本社:東京都港区、以下「UBE」)が、経営システムの基盤としてクラウドERPの「SAP S/4HANA® Cloud(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)」を中核としたクラウドオファリングである「RISE with SAP(ライズ・ウィズ・エスエーピー)」を採用し、本稼働を開始したことを発表しました。また、クラウド製品を最大限に活用推進するサブスクリプション型のSAPのサービスである「SAP® Prefered Success(プリファードサクセス)」を活用いただきました。

UBEグループは、「地球環境と人々の健康、そして豊かな未来社会に貢献するスペシャリティ化学の会社」を実現・加速するために、技術力と革新力を機軸にデータやデジタル技術を最大限に活用し、ビジネス変革を進めています。

DX推進室発足当初の2022年には4領域だったテーマ領域を2023年には8領域、2024年には10領域へと拡大し、現在ではSmart Factory、Digital Marketing、Velocity R&D、Digital Management、Digital SCM、Digital ESG、Digital Back Office、Digital HR、Digital Branding、Data Analytics&AIの領域でDXを推進しています。

その目的は、DX活動全体を貫くバリューチェーン(価値連鎖)を俯瞰(ふかん)し、価値の最大化のための先読み経営を実現させることにありました。すなわち、社会、顧客、求職者、社員等のステークホルダーへUBEブランドの訴求力を高めるとともに、さまざまな施策が経営指標に及ぼす効果をAIも活用したデータ分析でシミュレートすることで“先読み経営”につなげることです。これらを支えるデータ基盤として、2024年4月から基幹システムを全面刷新してSAP S/4HANA® Cloud Private Editionの稼働を開始しています。

導入については、2022年から構想策定を行いましたが、計画よりも約4年前倒しで運用を開始しました。現行システム資産を利用しながら、新システムへの移行を効率的に実施すること、そして、グローバル体制における業務標準化に向け、煩雑化していた各機能を整備することを目指しました。その結果、新規導入と比較して約1年半という短期間でSAP S/4HANA Cloudへの移行プロジェクトを完遂しました。

UBEグループではSAP S/4HANA Cloudを基盤として、リアルタイムデータに基づいた意思決定の高度化を目指し、DX推進の動きをさらに加速させ、新たな事業価値を創造し提供するビジネスモデルへとつなげていく予定です。

以上

 

 

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。http://www.sap.com/japan

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