SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)は、東邦ガス株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:増田 信之、以下東邦ガス)が財務システムをSAP S/4HANA® Cloud(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)を中核としたクラウドオファリングであるRISE with SAP(ライズ・ウィズ・エスエーピー)へ移行し、本稼働を開始したことを発表しました。本プロジェクトは、東邦ガス情報システム株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:拝郷 丈夫、以下TOGIS)が支援しました。

東邦ガスは、「未来を、一緒に、ずっと豊かに。」というグループビジョンのもと、東海地域でガスを中心とするエネルギー事業を展開しています。昨今はカーボンニュートラルの進展をはじめとし、電気・都市ガス事業の小売全面自由化、原燃料の調達環境の変化、地政学リスクの高まりなど、急速な環境変化へ対応するため、事業ポートフォリオ変革を進めています。

今回の財務システムの刷新においては、RISE with SAPで提供されるマネージドサービスを前提に、事業環境の変化に柔軟に対応できるシステム基盤を実現しました。

SAPのクラウドサービスの活用により、ハードウェア調達業務が不要となり、半導体不足などの外的要因に影響されることなく必要に応じて増強ができる柔軟なシステム運用を実現するとともに、迅速かつ効率的なシステム構築が可能になり、TOGISがプライムベンダーとなり、その技術力の高さによって、既存システムからの移行プロジェクトを約1年半で完了し、安定稼働させました。

また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進も積極的に行っており、今後はクラウド上で提供されるAI機能の活用、データ分析をはじめとした先端デジタル技術の活用により、労働集約型業務の抜本的な改善と付加価値向上も期待されています。

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 SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAP(NYSE:SAP)は、エンタープライズアプリケーションとビジネスAIのグローバルリーダーとして、ビジネスとテクノロジーの融合を推進しています。50年以上にわたり企業と共に歩み、進化を続け、財務、調達、人事、サプライチェーン、カスタマーエクスペリエンスなどのビジネスクリティカルな業務を統合し、お客様のビジネスを成功へと導く支援をしています。詳細は、こちらからご覧ください。http://www.sap.com/japan