(本記事は、3月21日に本社で掲載されたものです)
世界最大の ERP ソフトウェアプロバイダーで、サプライチェーンソリューションのリーディングプロバイダーでもある SAP は、「IDC MarketScape:世界規模の総合サプライチェーンプランニング 2024 年ベンダー評価」において、再びリーダーに認定されました。さらに、5 つのベンダー評価のうち 4 つで SAP はリーダーに認定されています。
IDC MarketScape では、「オペレーションをエンドツーエンドでカバーし、コアシステム内にプランニングを統合する SAP の能力はすぐに実装可能」と評価されています。また、「SAP の規模と範囲は世界的に拡大しており、さらにサプライチェーンプランニングにおける同社の顧客基盤も広範囲に及ぶ」と指摘されています。
その他認められている主な強みは以下のとおりです。
- WebベースとExcelベースの両方のインターフェースによるアナリティクスとダッシュボード機能
- 実装が容易で、プランニング全般にわたるビジネステスト済みアルゴリズムセット
- 財務、サプライチェーン計画、実行を統合した、同期化されたプランニング
- AI と機械学習による需要計画で、what-if シナリオモデリング、需要センシング、アナリティクス、新製品紹介などが可能
- SIOP プロセスおよび S&OP プロセスと統合された在庫最適化
SAP は、その他のサプライチェーンプランニングベンダー評価でも上位に位置しています。
- プロセス産業向けの世界規模のサプライチェーンプランニングにおけるIDC MarketScape 2024年ベンダー評価でリーダーに選出
- ライフサイエンス産業向けの世界規模のサプライチェーンプランニングにおけるIDC MarketScape 2024年ベンダー評価でリーダーに選出 (doc #US51047123, 2024年11月)
- 流通産業向けの世界規模のサプライチェーンプランニングにおけるIDC MarketScape 2024年ベンダー評価でリーダーに選出
- 個別製造業向けの世界規模のサプライチェーンプランニングにおけるIDC MarketScape 2024年ベンダー評価でリーダーに選出
- 予備部品/MRO向けの世界規模のサプライチェーンプランニングにおけるIDC MarketScape 2024年ベンダー評価で主要プレイヤーに選出 (doc #US51541424, 2024年12月)
プランニングソリューションを顧客に提供する SAP のコンポーザブルアプローチは、コンポーザブル要素と ERP システム間のネイティブ統合と相まって、企業が独自のニーズを満たすためのサプライチェーンのオーケストレーションを可能にします。同じコンポーザビリティによって、企業は既存プロセスの中断を最小限に抑えながら、自社のペースでソリューションを拡張・拡大することができます。
SAP の ERP やその他の拡張機能アプリケーションとのネイティブ接続により、複数の AI ユースケースのためのデータ基盤を提供することができます。AI の利用は、高度なアルゴリズムによる機械学習、複雑な構造化・非構造化データの分析のための生成 AI、そして近い将来には、データを分析し、アクションを開始し、最終的にプランニングの意思決定を推奨・実行するエージェント AI まで及びます。サプライチェーンオーケストレーションには複数企業のコラボレーションが必要であるため、SAP はクラス最高のビジネスネットワークを通じて取引先間の接続を可能にし、ビジネストランザクションのために取引先と接続するだけでなく、コラボレーティブで継続的、そしてインタラクティブなエンドツーエンドのプランニングプロセスも実現します。
サプライチェーンビジネスにおいては、あいまいな予測を立てるやり方ではなく、適切なテクノロジーを適切な場所で適切な目的のために活用して、今日の現実的な問題を解決するソリューションが必要です。SAP の戦略は、事業継続性を維持し、実際に適用できる進化し続けるテクノロジーを継続的に評価するためのデータ、アプリケーション、AI を提供することです。
私たちは、SAP が IDC MarketScape のサプライチェーンプランニング分野で高く評価されたことを大変光栄に思っています。SAP は今後も信頼されるパートナーとして、お客様の進化するニーズに対応する信頼性の高いソフトウェアソリューションを提供してまいります。今後もSAP は、明確なビジネスバリューを提供する新しい最先端技術を取り入れ、お客様が卓越した業務を実行し、ベストを尽くせるよう支援してまいります。