SAPジャパン、SAP® AppHaus Networkへの国内初の参加にザイナスを認定、 大分県に新拠点「Zynas AppHaus Oita」がオープン

プレスリリース

SAPジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木洋史、以下SAPジャパン)は、共同イノベーションを目指す「SAP® AppHaus Network」への参加に株式会社ザイナス(本社:大分県大分市、代表取締役社長:江藤 稔明、以下ザイナス)を国内初のメンバーとして認定し、ザイナスは4月10日に大分県に「Zynas AppHaus Oita」を開設したと発表しました。

SAP AppHaus1 Networkは、SAPまたは志を同じくするSAPパートナーによって運営される学際的なチームのコミュニティです。開発プラットフォームであるSAP® Business Technology Platform(SAP® BTP)2のイノベーションの可能性を活用した共同イノベーションワークショップを提供することで、人間中心のイノベーションをお客様に提供することをビジョンに掲げています。

SAP AppHaus Networkは、SAPの製品とテクノロジーを活用し、人間中心のアプローチを通じてユニークな体験を提供することで、ビジネスソフトウェアを人間味のあるものにし、そのイノベーションがエンドユーザーのニーズを満たすようにします。SAP AppHaus Networkは、SAPの豊富な経験と最先端技術を活用する機会を世界中のお客様に提供することを目指しています。日本初のAppHausの開設は、このジャーニーの大きなマイルストーンとなります。

SAPのAppHaus Partner Network Asiaの責任者であるThomas Biedermann(トーマス・ビーダーマン)は次のように述べています。「Zynas AppHaus OitaがSAP AppHaus Networkに加わり、アジア地域における当社のサービスがさらに拡大することをうれしく思います。ザイナスのSAPテクノロジーに関する知識、革新的な仕事の進め方、ユーザー中心型の設計の重要性に対する理解は、お客様の変革を支援します」

「Zynas AppHaus Oita」の具体的な活動としては、企業等のお客様とワークショップを開催し、そのワークショップを通じて生み出されたアイデアを開発プラットフォームのSAP BTPで実装することで、ニーズに合わせた革新的なソリューションを実現していきます。

例えば、大分県と結んだ連携協定であるデジタル人材の育成や、⼤分⼤学減災・復興デザイン教育研究センター等と進めている防災減災プラットフォームEDiSONを活用したさらなるイノベーションを加速していきます。さらに、SAPジャパンのテクニカルイベントなどを「Zynas AppHaus Oita」で開催することで、お客様にエンドユーザー視点のニーズに基づくイノベーションを体感していただきます。

SAPジャパンの常務執行役員 SAP Labs Japan マネージングディレクター 原 弘美は次のように述べています。「SAPジャパンは、Zynas AppHaus Oitaと協業できることをうれしく思います。Zynas AppHaus Oitaを起点に、生産年齢人口の減少や気候変動による自然災害の急増など、日本が直面している課題に取り組むための新たな価値を創造し、革新的なソリューションを開発するとともに、そのイノベーションを世界に輸出していきたいと考えています」

ザイナスの代表取締役社長 江藤 稔明 氏は次のように述べています。「ザイナスは、創業以来の⼈材育成とシステム開発の経営理念のもと、このたび、Zynas ApaHaus Oitaを開設することとなりました。社会課題や企業課題を解決する拠点として、大分県内はもちろんのこと全国の皆様に是⾮ご活⽤いただきたいと考えています」

以上

 

*1 SAP AppHausについて:最初のSAP AppHausは2013年に設立されました。今回の開設を含め、SAP AppHaus Networkは現在、世界各地に23カ所(SAPが3カ所、パートナーが20カ所)を展開しています。https://apphaus.sap.com/network

*2 SAP Business Technology Platform(SAP BTP)は、SAPが提供する統合Platform-as-a-Service(PaaS)であり、企業が既存のSAPシステムやその他のサードパーティアプリケーションを使用して、クラウド環境でアプリケーションやビジネスプロセスを構築、拡張、統合できるようにするサービスとツールのセットを提供します。

 

 

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の87%は、SAPのお客様によって生み出されています。SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、すべての企業のビジネスをインテリジェントエンタープライズに変革することを支援しています。さらにSAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )