今年も、中間支援をしていただいているNPO法人サービスグラント様との協働のもと、2つのNPO団体に支援活動を行うことになり、2026年度の活動がスタートしました。
6月23日に開催されたオリエンテーション&インターナルキックオフでは、新たなメンバーが大手町オフィスに全員集合。初めて顔を合わせ、それぞれの支援先に向けた最初の一歩を踏み出しました。約3か月にわたる挑戦の始まりです。
キックオフの様子

プロボノは「支援」だけではなく「学び」の場
プロボノとは、職業上のスキルや経験を活かして社会課題の解決に取り組む活動です。
SAP Japanでは毎年、社員がチームを組み、NPOや社会課題に取り組む団体の課題解決を支援しています。活動を通じて支援先へ価値を届けるだけでなく、参加者自身も新しい視点や学びを得る機会となっています。
■キックオフでは、社長の堀川嘉朗とCSRエグゼクティブスポンサーであるCFOの大倉裕史から参加者へのメッセージが送られました■
お二人からは、この活動が会社として正式に支援する重要な取り組みであること、そして参加者が安心して挑戦できる環境を全力でサポートしていくことが語られました。また大倉さんは、過去の参加メンバーに共通して見られた変化として、本業で培ったスキルを社会課題の解決に活かすことで新たな気づきや成長につながること、そして活動後には「参加してよかった」という声が多く聞かれることを紹介し、参加者へエールを送りました。

今年の挑戦先は2つの団体
今年度は2つの団体AYAとしゃちネットを支援します。
1.認定NPO法人 AYA
【活動内容】
認定NPO法人AYA様は、病気や障がいのある子どもたちとその家族に、映画鑑賞やスポーツ観戦などの多様な“体験”の機会を届ける活動を行っています。
【背景・目指す社会】
病気や障がいのある子どもたちとその家族にとって、日々の“体験”は、まだどこか遠い存在であることが少なくありません。「もし何かあったら…..」という不安や周囲への気兼ね。日々の生活の中で積み重なるそうした小さなためらいが、新しい一歩をいつの間にか遠ざけてしまうことがあります。AYA様は、自分たちには難しいと思われていた“体験”を実現する機会を届けることで、自らの意思で“体験”を選び、それぞれの人生の彩りを増やしていける。そんな機会が一つでも増えていくことを目指して活動されております。
【プロボノ支援内容】
プロボノチームは、AYA様の活動を全国各地で安定的に広げていくため、企業との連携拡大に向けたアプローチ方法を整理し、「企業に伝える提供価値の整理と言語化」 、「企業向けアプローチ方法/トークスクリプト」などの成果物を提供することを目指します。
2.一般社団法人 社会的養育地域支援ネットワーク(しゃちネット)
【活動内容】
一般社団法人 社会的養育地域支援ネットワーク(しゃちネット)様は、社会的養育に関わる地域支援の充実とネットワークづくりに取り組む団体です。
【背景・目指す社会】
日本の子ども・家庭支援における大きな課題の一つに、虐待などの深刻な事態に至る前の「イエローゾーン」に対する予防的支援の不足があります。2024年4月の改正児童福祉法施行により、従来の児童相談所(都道府県レベル)による事後対応中心の仕組みから、より住民に身近な市区町村レベルで家庭をサポートし、虐待を未然に防止する体制の構築が期待されています。このように、地域での予防的支援なども含めて、より包括的に子どもと家庭を支えようという方針から、「社会的養育」という言葉が使われています。
しかし、市区町村が新たに社会的養育の役割を担うようになったことから、現状では「支援の担い手不足・人材育成の遅れ」「支援の質のばらつき」「行政と民間の連携不足」といった課題が生じています。しゃちネット様は、このような課題の解決のため、現場・行政・専門家をつなぐ中間支援組織として、活動を展開されています。
【プロボノ支援内容】
プロボノチームは、ヒアリング等を通じて関係者の方からの声を集め、しゃちネット様の行う中間支援の必要性や価値を訴求するための資料作成に取り組みます。定例会議やデザインシンキング等での対話を重ねながら、今後のしゃちネット様の加入団体拡大等に資する成果物の作成を目指します。
12名のメンバーで挑むプロボノ2026
今年はSAP Japanから8名・ Concur Japanから4名、計12名のメンバーが参加しています。まずは顔合わせ、自己紹介から役割決め、そして決められる日程を決めが今後の進め方、抑えるポイントを確認しました。予定終了時刻をこえても皆さん熱心に議論&すり合わせをされる姿が印象的でした。


窓口となって活動を支援いただいているサービスグラント様、社内の12名メンバー、エグゼクティブスポンサー、プロボノアンバサダーチームの集合写真
ここからが本当のスタート
キックオフはゴールではなくスタートラインです。
これから各チームは、支援先の皆さまへのヒアリングや現場理解、調査・分析を進めながら、中間共有会、成果提案、そして成果報告へと活動を展開していきます。社会課題の現場に触れ、異なるバックグラウンドを持つ仲間と協働しながら、自分たちのスキルで価値を生み出す約3か月。プロボノ経験者が社内サポーターとして伴走する体制も整えて進めています。
プロボノ2026の活動の様子は、今後もブログでご紹介していきます。ぜひ温かく見守り、応援いただければ幸いです。 🚀
CSR プロボノプロジェクトアンバサダー
安藤豪/武田倫邦/小林絹代/太田翠/森川智之/西田文彦/村上怜奈/田中由香/熊手葉子
エグゼクティブスポンサー:大倉 裕史


