SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下SAPジャパン)は、コスモ石油株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 俊一、以下コスモ石油)が、間接材の調達効率化を実現するためのアプリケーションとしてSAP® Ariba®ソリューションが稼働したことを発表しました。

コスモ石油は、大協石油、丸善石油、旧コスモ石油の3社が合併して、1986年に発足しました。事業内容は、主に原油調達から石油製品、石油化学製品の製造・物流・輸出入であり、コスモエネルギーグループの供給部門を担う中核事業会社です。これまで培ってきた石油精製や研究開発のノウハウ・技術力の向上を図るとともに、他社とのアライアンスなどもスピード感をもって推進し、さらなる競争力強化に取り組んでいます。

このような状況の中、コスモ石油は、競争力を一層強化する対策の1つとして、これまでの間接資材の購買システムの効率性を高める取組みに着手しました。現行プロセスの利便性は担保しつつ、戦略的調達購買を実現するためのデータの可視化、サプライヤーやソーシング管理機能の強化、他拠点への拡張性、調達購買業務プロセスの標準化などを目的として定め、SAP Aribaソリューションの採用を決定し、2019年12月に稼働しました。

現在では、調達購買業務プロセスを標準化することで、調達購買プロセスの属人化を排除することが可能になりました。さらに、調達購買業務の承認をオフィス外からもできるようになったため、リモートワークも推進可能になりました。

コスモ石油は今後、SAP Aribaの活用により蓄積されていくデータを基に、コスト及び、サプライヤー選定の適正化を目標に掲げております。

以上

 

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPはインテリジェントエンタープライズを基盤とするエクスペリエンス企業として、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、44万以上の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

SAP AribaおよびSAP Fieldglassについて
SAP AribaおよびSAP Fieldglassは、企業がより効率的、効果的にコスト管理をできるよう支援するソリューションです。直接資材や間接資材、サービスや外部人財などあらゆる分野の調達・購買のプロセスを管理します。Ariba Networkは、現在、全世界190カ国の460万以上のバイヤーとサプライヤーが参画し、新たなビジネス機会の発掘、様々な取引の協力関係の構築、そして健全なサプライチェーンの実現に貢献しています。Ariba Network上では、毎年合計約350兆円規模の商取引が行われています。SAP Fieldglassは、世界180カ国以上の国において、企業などの組織・団体が、フリーランサーや副業で働く高度スキルを持つ人財を見つけ、契約し、管理するソリューションとして活用されています。SAP AribaおよびSAP Fieldglassにより、企業はあらゆる分野の費用管理について、プロセスを最大効率化し、法遵守も実現し、さらに取引のスピードを加速し、最大の効果を実現することを支援します。

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