SAPジャパン、働く人すべてのエクスペリエンスを強化する HXM(Human eXperience Management)ソリューションの提供を開始

プレスリリース

SAP® SuccessFactors®とQualtrics EmployeeXM™をコアに、
9社のソリューションを組み合わせて提供


SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)は、本日、デジタル時代の人材マネジメントを強化するHXM(Human eXperience Management)ソリューションの提供を開始しました。SAPジャパンは、本事業において、クラウド人事システム「SAP® SuccessFactors®」と従業員エンゲージメントシステム「Qualtrics EmployeeXM™」をコアに、企業のニーズに応じて、9社のパートナーソリューションを組み合わせて提供していきます。

デジタル技術の急速な発展により、あらゆる企業が、グローバルレベルでのビジネス拡大や全く異なる業界へのビジネス参入に取り組めるようになりましたが、新たなビジネス展開の成功に向けては、これまで以上に多様な人材を迅速に採用・育成し、定着させていくことが必要となります。多様な文化、教育、職種、業界のバックグラウンドを持つ人材は、働くことに対する価値観も様々です。また、働き方に関するニーズも、フルタイム、パートタイム、プロジェクト単位での契約、リモートワークなど多岐にわたり、今後もさらに選択肢は増加していきます。

このように変化し続ける環境下で、人事部門には、会社のビジネスにかかわる全ての働く人のポテンシャルを引き出し、組織としてパフォーマンスを出し続けるために、課題を抽出し、施策を立案し、推進していくことが求められます。しかしながら、これまでの人事管理ソリューションの延長では、これらを継続的に対応していくことは不可能です。

このような背景のもと、SAPジャパンは、企業活動にかかわる全ての働く人が、最高のパフォーマンスを出し、企業の継続的な成長につなげられるよう、あらゆる業務において最高のエクスペリエンスを提供し、働く人の声を聞き、改善し続けることのできる新しい人材マネジメントのコンセプトとして、「HXM(Human eXperience Management)」を打ち出しました。

SAPジャパンは、SAP SuccessFactorsとQualtrics EmployeeXMをコアソリューションとして、企業のニーズに応じて、人材関連ソリューション分野の特定領域で強みを持つ9社のソリューションを組み合わせて提供することで、HXMソリューション事業を展開していきます。9社のパートナー企業には、スタートアップ向けのアクセラレーションプログラム「SAP.iO Foundry Tokyo(エスエーピードットアイオー・ファウンドリー・トウキョウ)」の第1回コホートプログラムによる支援対象企業の株式会社イノービアと株式会社ZENKIGENも含まれます。また、パートナ企業は、今後、市場のニーズに応じて拡大していきます。

SAPジャパンのHXM事業におけるパートナー企業および提供ソリューションは、以下のとおりです。

  • ドキュサイン・ジャパン株式会社(https://www.docusign.jp/
      従来の紙による署名・捺印プロセスを完全に電子化できる電子署名ソリューション「SAP Signature Management by DocuSign」を提供。「内定」などの業務イベントをトリガーに、関係者に電子ドキュメントを送付し、受信者がWeb上で電子署名することで雇用契約などの契約手続きを完結でき、また合意の証跡として保管できる。
  • オープンテキスト株式会社(https://www.opentext.jp/
      デジタル文書作成・管理ソリューション「SAP SuccessFactors Extended Enterprise Content Management by OpenText」を提供。データベースに収まらない様々な人事文書(内定通知書など)の作成から保存、検索、期限管理などの機能を提供。人事文書は従業員データと紐づけて一元管理が可能で、「入社時に提出すべき文書」などの業務フローを定義しておくことで、どの文書が未提出なのか従業員自身でも簡単に把握でき、人事管理プロセスでの抜け漏れを防ぐ。
  • Kronos Incorporatedhttps://www.kronos.com/
      就業管理ソリューション「SAP Time Management by Kronos」を提供。従業員のスキルや資格と、需要予測情報に基づいて、最適なシフトの生成を自動で簡単に作成可能。モバイル対応で、リモートワーク中の勤怠申請や承認も可能。
  • ServiceNow Japan合同会社(https://www.servicenow.co.jp/
      社内の手続きを全てデジタル化し一元管理できるデジタルワークフローを提供。例えば従業員入社時の手続きに関して、人事情報の登録処理から、IT機器発注、社員証作成、シェアードサービスセンターへの手続き依頼までの全ての手続きを一元管理し、進捗を確認できる。
  • WalkMe株式会社(https://walkme.co.jp/
      デジタル技術の定着化を支援する「WalkMe for SAP SuccessFactors」を提供。システム画面上で操作手順をナビゲートしてくれるので、ユーザーが迷うことなく目的の処理を行うことができるとともに、サポートチームへの問い合わせや申請のミスを削減できる。また、分析機能により、どの機能がよく使われているかなどを分析することで、IT投資の方向性を検討することも可能。
  • 株式会社イノービア(https://www.innovia.jp/
      人材スキル管理ツール「SKILL NOTE」を提供。ISOの基準に即した詳細なスキルを管理でき、各従業員のスキル評価と組織単位でのスキル取得情報の可視化、育成計画立案、教育実績の記録を実現可能。
  • 株式会社ZENKIGENhttps://zenkigen.co.jp/
      WEB面接サービス「HARUTAKA(ハルタカ)」を提供。採用面接のオンライン化を通じて、採用業務の効率化、採用プロセスの歩留まり解消、自社にフィットする人物の発見に貢献する採用ソリューションです。エントリー動画とライブ面接の2つの機能で、いつでも、どこでも、簡単に採用面接を行うことができ、様々な採用活動を支援します。
  • Slack Japan株式会社(https://slack.com/intl/ja-jp/
      従業員や入社内定者など社内外のメッセージプラットフォームとなる「Slack」を提供。例えば内定者は、採用担当者やバディとなる先輩社員、同期入社メンバーと入社前からチャンネル上でつながり、不安なく入社を迎えられる。SAP SuccessFactorsと直接連携してアプリケーションのユーザーインタフェースとして使うこともできるため、入社後の手続きをSlack上から依頼することで手続きを開始できる。
  • 株式会社ヴァル研究所(https://www.val.co.jp/
      経路検索サービス「駅すぱあと」を提供。SAP SuccessFactorsと連携し、登録された自宅住所情報と勤務先所在地情報から、最新の路線・価格情報をベースに社内規定に即した最適な通勤交通費を簡単に申請可能。

以上

SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPはインテリジェントエンタープライズを基盤とするエクスペリエンス企業として、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、44万以上の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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