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SAP.iO Fund、Andjaro社への投資により社内の人員配置マーケットプレイスとSAP® SuccessFactors®ソリューションを接続

(本リリースは、5月26日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は、SAPの投資ファンドであるSAP.iO Fundが2回目の投資をAndjaro社に対して行ったことを発表しました。同社はパリを拠点とする企業で、ワークフォースをリアルタイムで最適化し、リモートワーカーの管理を支援します。総額1,340万ユーロのシリーズBラウンドを主導したのはIdinvest Partners社で、既存の投資会社であるBalderton Capital社も参加しています。

企業内の従業員の配置転換を支援するAndjaro社のプラットフォームは、SAP® SuccessFactors®ソリューションとも統合されています。SAPとAndjaro社の協力によってSAPのお客様は、人員配置のギャップ、従業員のスキル、人員の空き状況、距離的な近さに関する概要をリアルタイムで把握し、短期間の自主的な配置転換に関する提案を受け取ることができます。SAP.iO Fundは、Balderton社が主導した2018年のシリーズAラウンドにも参加しています。

SAP.iOのシニアバイスプレジデント兼マネージングディレクターを務めるラム・ジャンバナサン(Ram Jambunathan)は次のように述べています。「SAPのお客様は、特に現在の環境において、貴重な人材を最適な状態で配置する方法を常に模索しています。Andjaro社のプラットフォームを利用することで、企業は既存の人材を効率的に再配置できるようになります」

このプラットフォームでは、人員配置のギャップが発生すると、関連性が高く配置転換が可能な従業員が検索されます。適任の従業員が見つかった場合、法的な文書と給与に関する文書が生成されるため、リモート環境に分散したワークフォース管理をシンプルに行うことができます。適任の従業員が社内で見つからなかった場合は、SAP Fieldglass® ソリューションに接続して社外の臨時従業員を検索します。Benefit Cosmetics社、Compass社、ENGIE社、Elior社、Sodexo社、Starbucks社などの企業がAndjaro社のプラットフォームを利用して20万人を超える社員の配置転換を実現し、数百万ドルのコストを削減しています。

以上

 

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