SAP Japan プレスルーム

SAPを活用して支出管理のデジタル化を続ける企業

(本リリースは、7月27日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE: SAP)は本日、Molson Coors Beverage社やフロリダ州Department of Management Servicesなど、あらゆる業界と地域の数百社の企業が、第2四半期にSAP® Ariba®およびSAP Fieldglass®ソリューションを使用して調達と外部人材管理をデジタル化することを選択したと発表しました。数百社がライセンスを更新し、さらに多くの企業が支出管理を最適化するためにこれらのソリューションの本稼動を開始しました。

SAPインテリジェントスペンド&ビジネスネットワーク担当プレジデントのジョン・ウーキー(John Wookey)は次のように述べています。「世界中の企業が支出管理業務の改善を引き続き優先事項としていることから、この四半期は大幅な成長を遂げました。調達と外部人材管理に関する重要なビジネスプロセスの最新化とデジタル化を実現することで、お客様はコストを管理し、リスクを軽減し、ビジネスのイノベーションと成長を促進するための可視性とインサイトを手に入れています」

この四半期の主なハイライトは、以下のとおりです。

テキサス州フォートワースを拠点とするAlcon Vision社は、外科的な医療機器と非外科的なビジョンケア製品に特化したアイケアのグローバルリーダーです。Alcon社は、直接材および間接材の調達にSAP Aribaソリューションを採用しました。また、同社はQualtrics® XM for Suppliersソリューションを活用して、サプライヤーとのより強固で密接な協力関係を築くことを選択しました。ソーシングから支払までを直感的に行える、より高度で新しいエクスペリエンスにより、Alcon社はデータの透明性とコンプライアンスを高め、シンプルでスピーディーかつ使いやすい購入サービスを促進することを目指しています。

冷凍空調技術メーカーであるBITZER SE社は、調達業務の効率化とデジタル化のために、Guided Buying機能を備えたSAP® Ariba® Buyingソリューションを導入しました。BITZER社は、ドイツのジンデルフィンゲンに拠点を置いていますが、世界的な事業拡大に伴い、SAP Aribaソリューションを利用してソーシングから支払までのプロセスをより効率的でペーパーレスな透明性の高いものにすることを目指しています。

フロリダ州Department of Management ServicesDMSは、クラウドベースのソリューションによって州全体の調達システムを刷新するために、ソーシング、契約、購入、請求、コマースを自動化するSAP Aribaソリューションを採用しました。DMSは、フロリダ州全体で調達プロセスの標準化と自動化を実現し、支出の可視性を高めて管理を強化し、州全体でコスト削減を推進することを計画しています。

メキシコ有数の金融持株会社であるGrupo Financiero Banorte, S.A.B. de C.V.社は、自社のイノベーションおよびサステナビリティ戦略に沿って、SAP Aribaソリューションを更新し、継続的に調達業務を変革しています。Banorte社は、調達プロセスのデジタル化を進め、サプライライフサイクル管理の自動化を強化することで、2万1,000社を超えるサプライヤーのエクスペリエンスを向上させるとともに、プロセスの効率化と支出のコンプライアンス強化を実現しています。

Molson Coors社は、世界規模の調達業務を刷新するためにSAP Aribaソリューションへの戦略的投資を行い、SAP® Ariba® Contractsソリューションの導入をベースとして、コマースの自動化機能を備えたSAP® Ariba® Buying and Invoicingソリューションを追加しました。同社は、コロラド州ゴールデンとカナダのモントリオールに本社を置き、複数のERPインフラに統合された新しいソリューションによって、ソーシングから支払までのベストプラクティスを標準化し、サプライヤー・リレーションシップ・マネージメントの効率を高め、リスクを最小限に抑えようとしています。

コロンビアの大手天然ガス供給会社であるPromigas SA ESP社は、SAPによる変革を続ける中で、SAP Aribaソリューションを使用して調達をデジタル化することを選択しました。Promigas社は、SAP S/4HANA®を基盤とした既存の輸送管理システムをベースに、クラウドベースのSAP Aribaソリューションを導入することで、調達プロセスの標準化と自動化を実現し、購入効率を高め、コストとリスクを削減しようとしています。

浴室設備のグローバルリーダーであるRoca Sanitario SA社は、戦略的なソーシング、購入、コマースの自動化およびサプライチェーンのコラボレーションのためにSAP Aribaソリューションを選択しました。このスペイン企業は、デジタル調達ソリューションを導入することで、組織全体で支出管理プロセスの改善、標準化、自動化を実現しようとしています。同社は、支出とサプライヤーパフォーマンスの可視性を高めることで、コストと業務効率を最適化できると見込んでいます。

以上

 

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