テーマは、サステナブル エンタープライズ
募集期間は 2022 年 3 月 4 日まで、プログラムは 2022 年 4 月から 7 月まで実施予定
SAP ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAP ジャパン)は、スタートアップ向けのアクセラレーションプログラム「SAP.iO Foundry Tokyo(エスエーピードットアイオー・ファウンドリー・トウキョウ)」の 2022 年度上期コホートプログラムで支援するスタートアップの募集を開始しました。
2019 年に開設した SAP.iO Foundry Tokyo は、SAP がグローバルで展開するスタートアップ向けプログラム「SAP.iO」のプログラムの 1 つで、SAP 社外の優れたスタートアップを支援するものです。SAP.iO Foundry Tokyo では、世界の他都市と同様、1 年に 2 回のコホートプログラムを運営します。
コホートプログラムでは、企業向けセールスの方法論などの共有、SAP テクノロジーや産業界のデータとの連携、ならびにメンターによる共同営業の推進が提供されます。メンターは SAP 国内外の営業部門や製品開発チームのメンバーで構成され、ERP をはじめとした、スタートアップのソリューションが連携する SAP 製品の開発環境が提供されるほか、SAP が有する国内外のお客様への共同アプローチの機会が用意されます。さらに、スタートアップ向けに様々なテーマに基づくワークショップを実施します。このワークショップでは、SAP がこれまで培ってきた大企業向けのビジネスのノウハウをはじめ、事業戦略立案、営業、マーケティングなどの幅広い分野の知見を SAP 本社および SAP ジャパンの両社で提供します。
2019 年度の初回以来、SAP.iO Foundry Tokyo ではこれまで 5 回のコホートプログラムを運営しており、計 23 社のスタートアップを支援しています。スタートアップ各社のソリューションは、SAP のソリューションとの連携がそれぞれ実現し、具体的な実証実験もスタートしています。
2022 年度上期のコホートプログラムは、本日より募集を開始し、2022 年 3 月 4 日に募集を締め切ります。プログラムは、2022 年 4 月より 7 月上旬まで実施し、2021 年 7 月中旬に、Demo day(成果発表会)を予定しています。
今回のプログラムでは、「サステナブル エンタープライズ」をテーマに、SAPとともに活動するB2Bスタートアップを募集します。
SAP は、2008 年のリーマンショックが経営に多大な影響を与えたことを受け、2009 年に自社の中期的なゴールにサステナビリティを掲げ、これまで活動を続けています。SAP ではサステナビリティに取り組むに当たり、EXEMPLAR(エグゼンプラー)と ENABLER(イネーブラー)という役割を自らに課しています。エグゼンプラーはサステナビリティ経営の実践者、イネーブラーはソリューションの提供者を意味します。2009 年以降、自ら実践し培ったサステナビリティの知見を、お客様のサステナビリティの機会や課題に対し、ソリューションやサービスを提供するアプローチを続けてきました。このイネーブラーとしての SAP ソリューションは、排出量ゼロ、廃棄物ゼロ、不平等ゼロの 3 つのゼロの未来を実現すべく、全社的な機能と業種固有のサステナビリティ機能を提供し、オペレーション、エクスペリエンス、財務に関するインサイトをコアビジネスプロセスに組み込むことで、お客様のサステナビリティを大規模に後押しします。
今回のプログラムでは、サステナビリティに関わる各業務領域において、SAP が有する分析基盤やテクノロジーではカバーできない場合、あるいは一連の業務プロセスにおいてより高度かつ専門的な分析モデルを必要とする場合などの実際のビジネスケースを想定し、外部のスタートアップとの協業により製品連携を行い、それを持ってお客様へご提案していく活動を予定しています。対象となるスタートアップは、すでに自社で開発済みの大企業を対象にした製品やサービスを持っていること、SAP.iO が主催するワークショップやメンタリングに継続して参加できること、などが条件となります。プログラムへの参加にあたって、SAP のテクノロジーやの開発環境の利用料は不要、SAP ジャパンからエクイティを要求することもなく、完全に無償で利用できるプログラムです。
SAP.iO Foundry Tokyo の 2022 年上期コホートプログラムへの応募はこちら(英語)から行うことが可能です。
以上
SAP ジャパンについて
SAP ジャパンは、SAP SE の日本法人として 1992 年に設立されました。SAP の戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAP は、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えており、世界中の商取引売上の 87% は、SAP のお客様によって生み出されています。SAP のマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中でき、持続可能な成長を実現する企業のあり方である「サステナブル・インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援することを戦略に掲げています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになった SAP の技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAP のエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界 25 業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAP は世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。(www.sap.com/japan)
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